2008年08月14日

台湾鉄路遠征(3)・高鉄経由で帰国

(画像は後日)
 だらだら過ごして10時頃チェックアウト。今日は早くも帰る日である。今日も朝から好天で暑い。MRTで台北に出て、ブランチを昨夜に続き台北駅2階の微風で食う。今日はかねてから行きたかった牛肉麺競技館にて某店の牛肉麺(110TWD)。おでんのようなスープと具(ニンジン、大根)。牛肉はまあまあだが、スープはしょっぱかった。麺といいつつ、少し細いうどんのようだ。牛肉麺街は8軒あり、他の店のほうがよかったかなあ。

 台北から桃園国際空港(TPE)に移動。いつもは国光客運のバスを利用するが、今日は趣向を変えて、桃園駅まで台湾高速鉄道(台湾新幹線)で移動し、桃園駅から路線バスで空港まで行くことにした。 

 12:06発の新幹線に乗車。自由席は4両ある&始発だけあってガラガラであった。念のため最もすいていそうな12号車(11E)に着席。台北‐桃園自由席で110TWD(平日割引)。あっという間?に12:26桃園駅到着。12:30発の705番バスで空港へ(30TWD)。道中順調で12:45空港着。2日前のこの時間帯に通関しており、空港を出て戻ってくるまでほぼ48時間だったことになる(だから何?)。

 チェックイン待ちなし。セキュリティ1分、イミグレ1分と順調に出国し、JAL(旧JAA)サクララウンジで休憩。生ビールあり(スーパードライ/黒生)、点心少々。そういえば今回点心を食わなかった(笑)。 この時間大阪行きの乗客もいるので人口多め。PCコーナーが空いていたのでメールチェックなど。たぶん平和なのだろう。

 14:00搭乗。JL648便(旧日本アジア航空=EG206便)。機材はB44(C72)。席はアッパーの17H。ビジネスクラス用のスカイラックスシートである。いわゆるC解放、席だけC、席だけビジネス。チケットはJALアワード(ソウル発東京経由台北行き)の一部。アッパーは満席。メインデッキに降りていないのでその他は不明。

 機内食はチキンか魚から選択。台湾製となるが、成田製と似たようなクオリティか。飲み物はプレミアムモルツ→白ワイン。復路はMAGIC2だったので、カンフーパンダを鑑賞。最後まで見られた。演出がわざとらしいが、漫画ですから、で片づけてしまおう。主役の日本語声優がへたっぴーだったので、原語(英語)に切り替えて意訳は字幕でフォローした。

 台湾の新聞を読んでみた。当然ながらほとんど漢字。発音はできないが、なんとなく意味がわかるからおもしろい。中でも興味をもったのは外来語や外国の固有名詞の漢字化。オリンピックは奥運、野球は棒球と、北京五輪のおかげでだいぶなじんできたが、人名やチーム名はなかなか奥が深い。漢字表記の球団はほぼ同じであるが、カタカナの球団名は漢字表記で見ると中々おもしろい。

ヤクルト=養楽多
ソフトバンク=軟體銀行
ロッテ=羅徳
オリックス=欧力士

 ソフトバンクは傑作である。思わず吹き出しそうになった(笑)。軟らかい銀行って。。。

 18:45成田国際空港到着。サテライト側についたのでイミグレまで遠い。イミグレ1分、荷物なし、税関1分。19:03に通関。19:04発のJRには乗れず。もし乗れたら木更津方面へ国盗りに行くつもりだった(笑)。19:15発のリムジンバス(3500円)で帰途につく。 途中Vodafone向けの国盗り落ち穂拾いをしておく。

今日の土産:タピオカ、台湾ビール、豆花粉、油精、パイナップルケーキ、台湾ベビースターラーメンほか

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投稿者 onsenfan : 23:50 | トラックバック

2008年08月13日

台湾鉄路遠征(2)・高雄MRT、客レの旅

(画像は後日)
 7:30起床。外が見えないので天気は不明。朝食の予約時間の8:00前に電話が鳴る。中国語で何か言っている。たぶん、朝食の準備ができたのでお越しください、と脳内変換し、「謝謝」と言って電話を切る。 支度して部屋のドアを開けてびっくり。朝食の載ったワゴンが置いてある。なるほど、あの電話は、朝食を持ってきましたよ、だったのか。それならノックしてくれてもいいのに(笑)。予想外の朝食を部屋でいただく。中か粥ではなくサンドイッチにスープといった洋食だったがホテルが安いので仕方がない。

 9:30チェックアウトして2007年に開業した高雄のMRTに乗る。とりあえず海でもみるかと、オレンジライン(橙線)に乗ろうとするも、まだ開業していないようだ。現在は暫定でレッドライン(紅線)の大部分が運航されている。紅線の南の終点小港駅へ行ってみる。高雄MRTでもICカードが利用されているようだ。しかし台北のEASYCARDは読み取りエラーになってしまった。相互利用はできないようだ。 販売機でチケットを買う、といっても台北のそれと同じく、コイン状のトークンが出てくる。小港まで35TWD。

 日中は10分間隔の運転のようだ。列車はドイツ製の3両編成。台北でもそうだが、ここ高雄でも構内、車内は禁煙はもとより、飲食、ガムも禁止である。罰金は1500TWD以上。

 高雄国際空港通って小港着。駅周辺ぶらぶら。海は遠いようだ。さすがに熱帯地域だけあって、暑い。日差しが強烈だ。それ以上に強烈なのはバイクの乗り方が雑なこと。ノーヘルは頻繁に見かけるほか、幼児添えて3人乗りもいるし、信号はあってないようなものでみな我がもの顔で走っている。事故に巻き込まれないよう注意して歩く。

 暑いのにへこたれて駅に戻る。三多**駅へ移動。太平洋そごう、新光三越、遠百などがあるショッピング街。前回ここへこようと思ったが、時間の都合で断念した経緯がある。11時オープンとほぼ同時にまず三越に入店。地下2階の食料品売り場直行。しかし意外と売り場面積狭い。そごうに至っては食料品売り場さえない。 どちらもフードコートはそれなりに充実しているのだが。
 MRT直結の遠百はというと、地下に頂好Welcomeというメジャーなスーパーがあった。ここで買い物大会。

 高雄で最も高い85ビルを少しだけ視察(1階と地下だけ)、MRTで高雄へ戻る。13:30発の呂光(呂の字は実際には草かんむりに呂)キョコウ号(急行)に乗ることにしていた。あと15分しかない。台南名物の担仔麺を本場で食べたかったけど仕方がない。

 窓口で乗車券買って、高雄駅構内の7-11で軽食とビール買って早足でホームへ駆け込む。キョコウ号は10両編成。最後尾の1号車25番(窓側指定)。この列車もいわゆる客レ(機関車がひく客車列車)である。モーターやディーゼルがないので静かである。 しばしぼぉっと急行列車の旅を満喫。車窓も変化があっておもしろい。途中より隣に若い女性着席。しばし緊張(笑)。

 急行車内では弁当などの車内販売あり。意外と人気があるようですぐ売り切れてしまう。わしはサンドイッチを買ってしまったので弁当は食えず。

 19:20高雄から6時間近くかけて台北駅に到着。ほとんどの乗客が下車。ひとまず夕食を食うべく、駅2階の微風へ。前回気に入った台北夜市で担仔麺(70TWD)をいただく。うーん、フードコートなのにあいかわらずうまい。大戸屋もオープンしていた。

 (ラーメンを)もう一杯いきたかったが、めぼしい店なし。MRTで民権西路へ行き、いったんホテルへ。 近くに夜市があるらしいので偵察へ。平日だが意外と混んでいる。チャーハンを食いたかったが断念。 松青というスーパーにて買い物大会第2弾。途中新竹名物の米粉弁当買って部屋で夜食とする。のみものは台湾麦酒(瓶)。部屋で北京五輪見つつ就寝。

今日の宿:ホテルサンルート台北。日本にあるサンルートの直営店(たぶん)。直販サイトにて予約。1800TWD。内装もサンルートそのまま(ってここ何年も利用してないけど)。日本語がデフォルトのようで、フロントでは普通に日本語が通じる。地下には大戸屋もある。ADSL接続あり(利用はしていない)。NHK(BS1/2,world)、CNNなど100チェネルくらい映る。

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2008年08月12日

台湾鉄路遠征(1)・桃園から高雄へ

(画像は後日)
今日から本当に台湾遠征。6:20出発。京急、京成と乗り継いで8:42成田空港第2ビル到着。空港勤務者御用達の列車のようである。リニューアルしたJAL-JGCカウンタでチェックイン。昨日Webチェックインしていたためか、預け荷物もなかったこともあり、手続きは数十秒で完了。

JGCはFASTLANE使えるのでセキュリティ待ちなし。イミグレ1分。今日あたりから旧盆休みの方も多いと予想していたが、さほど混雑もしていないようだ。

 ゲートがサテライト側だったのでそちらのラウンジに行こうとしたら、リニューアル工事中らしい。本館側ラウンジ推奨ということで、サクララウンジANNEXでしばし休憩。 9:40搭乗。JL641便。機材はB767-300ER。席はエコノミーの17H。チケットはJAL国際線アワードの一部(GMP-HND//SPK-xTYO-TPE-NRT//FUK-xHND-GMP)。割と混んでいるようである。機内食は肉、魚からチョイス。魚を選んだが、JALにしてはおいしいほうか。飲み物はプレミアムモルツ(食事前)+白ワイン(食中)。

 個人用TV(MAGIC3)がついていたので映画鑑賞(幸せの1ページ:Nim's island.)。日本ではまだ公開されていないようだ。最後まで見ることができた。
 しばしぼぉっと休みつつ、12:30桃園国際空港到着。イミグレまで遠い。歩く歩く。。入国待ち2分、荷物なしなので12:50には通関。今日はいつもと趣向を変えて桃園駅までバスで出てみようと思う。 しかしいろいろ情報収集しているうちに、13時発のバス(70/71)を逃す。次は14時。うーむ。それではと、高鉄(台湾新幹線)桃園駅までのバス(705)に乗ってみる。こちらは5‐15分ごとに出ている。13:15発の緑のuBusに乗る(30TWD)。15分ほどで到着。 新幹線で台中へ出て、そこから先は在来線で下ることにした。

 前回鬼門だった新幹線チケット購入。今回は自動券売機で挑戦。失敗した原因は高鉄がJCBカードを受け付けないことと仮定して、決済はVISAカードでトライしたところ、無事発券できた(要暗証番号入力)。

 現在は自由席が4両(9-12号車)設定されているので、平日昼間だし、自由席(385TWD)で移動。13:52発の新幹線に乗る。12両編成の最後部のドア口で待つ。列車が侵入してくるとき車内の空席をチェック。9,10,11号車の窓側は全滅のようだ。しかし12号車には窓側席に余裕があり、無事窓座に座れた。(西・海)ABC-DE(東・山)の座席配置。東海道・山陽新幹線の700系ベースの車両である。静かに発車。最高速度は300km/h!この列車は各駅停車タイプである。速達タイプは桃園駅にはとまらない。 

 さっき書いた通り、自由席は意外と混んでいる。夏休みだからだろう、お子様連れも多い。台湾は今の時期盆ではないのだが。車内販売あり。弁当もあるが、ビールはない。 14:30台中駅到着。 停車中に後続の速達タイプの列車到着。 さっき乗ってきた列車が台中駅で待避して先に行かせるのかと思いきや、各駅停車が先に出発。次の駅で通貨待ち合わせするダイヤのようだ。 なんだかなあ。

 台中駅コンコースは7-11やロイヤルホストなどいくつかの店がある。さて在来線(台鉄)に乗り換えだ。 きっぷ売り場が簡素である。短距離用の自動券売機しかないようだ。あれれ、よくみたらここは台鉄の台中駅ではなく、台中市内の新烏日という駅だった。台中駅はここから3駅ほど北にあるそうだ。 とりあえず台中までの乗車券(15TWD)買って区間車に乗って移動。通勤電車である。

 台中で高雄までの自強号(特急)のチケットを自動券売機で購入。勝手(プロトコル)がわからなかったが、次々やってくる地元民の操作を見て予習し、無事買うことができた。ビールとパン買って乗車。

 この自強号は客車列車(客レ)である。先頭と後方に機関車があるいわゆるプッシュプル(PP)方式。PP自強とも言われる。13両編成で、席は5号車8番。偶数だから窓側と思いきや、通路側であった。窓側は若い女性であった。緊張セリ(笑)。 ドリンクホルダは窓側にしかないのでビールはしばし我慢。GPS測位も中断。斗六駅で窓側に移動。ビールタイム。

 しばしぼぉっと客レ車窓を楽しみ、18:00高雄到着。宿へ向かう。ソファに座ってチェックイン。英語、日本語通じず。筆談で対処し事なきを得た。
部屋でしばし昼寝をしたら、そのまま深夜になってしまった。疲れていたのだろうか。もったいないことをした。

今日の宿:拉斯維嘉LIFE商旅。HotelClub.netにて手配。朝食つきで44USD。高雄駅から徒歩2分前後でつける。 ダブルルームだが、無駄(?)に広い。カウチソファつき。TVは薄型ワイドで、CATV100局以上映る。外の景色は見えない。

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投稿者 onsenfan : 23:36 | トラックバック

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