2003年05月18日

日本一周2003_2nd〜(2)キハの旅

10:00チェックアウト。かんの温泉の湯疲れか、だるい。今日は朝から曇天である。しかも気温は4度と冷え込んでいる。シャツとベストしか持ってきていなかったので寒風が堪えるが、帯広駅に一番近い宿だったので事なきを得た。

今日はJRで移動するかバスで移動するか迷ったが結局JRで移動することにした。

10:10発の普通列車滝川行きで帯広を離れる。さらば!帯広!さらば!十勝! 普通列車はキハ40 2両だが30%ほどの乗車率。

 11:08新得。ここで石勝線に乗り換えるため下車。南千歳方面の列車は12:06のスーパーとかち6号までないので、昼食タイムとする。新得そばの町として有名である。ならばそばを食わなくては、とそばの館を目指して歩き出したが思いのほか遠そうだ。これでは時間切れになってしまう。 ということでUターンして駅前の手打そば「せきぐち」でざるそば(\650)を食う。手打と言うことで期待したが、麺が案外太く、わし好みではなかった。

 近所のスーパーで北海道限定の発泡酒冷醸を買い込み、スーパーとかちに乗車。キハ283系を使用している。振り子である。ふ・り・こ説明にもつい力が入ってしまう(^^;。自由席の混雑が懸念されたが、意外とすいており、右窓側に着席できた。

 新得〜トマム間は車窓八景(そんなのがあるか自信がないが)のひとつ狩勝峠を通る。しかし今日の狩勝峠はどんよりしており、雄大な景色を眺めることはできなかった。残念。 狩勝峠を超えると一転して快晴となった。 ところでこのスーパーとかち6号には特急券を持たずに乗車している。車内改札が来たが下車駅を申し出たらお咎め無しだった。石勝線の新得〜新夕張は普通列車が運行されていないため、同区間の利用に限り特急料金は不要なのだ。

 13:02新夕張着。数少ないすぐ接続する普通列車に乗り換え、13:07発車。キハ40単行だが5人くらいしか乗っていなかった。

14:03南千歳着。思うところがあって下車。 徒歩で新千歳空港へ向かう。思いがけず着陸する政府専用機を目撃。どこから来たのだろうか。それよりも寒風が思いのほか強くあわててベストを着る。また意外と遠くて14:45空港着。疲れた。一般人にはお薦めしない(歩く人はいないとは思うが)。

 思うところ、とは6月のチケットの発券である。JASカウンタで妻のバースデー割引のチケットを発券しようとしたが、本人の誕生日を証明できるものを提示しないとダメだと言う。おっしゃるとおりである。是非もなくそれはチケットレスにすることにして、別件の奄美大島往復を発券した。しかし代金の一部をJALクーポンで充当したのだが、残額をJALカードで決済することが(システム上)できないらしい。このことは那覇空港でも発生しており、係員の手間などを考慮すると現金での決済もやむなしと判断し、差額は現金精算とした。

 15:25の千歳ターミナル行きバス千歳駅前に移動(\190)。バス停すぐの宿にチェックイン。しばしメールチェックなどをしてしばし昼寝。

 19:00夕食に出陣。中ちゃんが北海道に来たらビクトリアのハンバーグと言っていたのを思い出し、入ろうとしたが体調的に肉を受け付けないようだ。 んで代案の以前食べてうまかった一国堂みそラーメン(\700)をいただく。前回食べた塩ラーメンは鶏がらスープだが、このみそラーメンとしょうゆラーメンはトンコツスープと言う。ちょっと濃い目だった(味の調整はしてくれるらしい)が、大変おいしかった。黒豚角煮チャーシュー麺(\1000)も気になったが次回の課題としたい。

今日の宿:千歳エアポートホテル。朝千歳空港まで無料で送っていただける(所要12分 7:00〜9:00まで40分間隔で運行) 旅の窓口経由でシングルバストイレ付\4500と安いがベッド、部屋、バスタブは狭い。しかしわしには苦にならなかった。

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2003年05月17日

日本一周2003_2nd〜(1)十勝

 今日から十勝遠征+日本一周。短い睡眠で5:40起床。7:27羽田空港着。今日の羽田はえらく混雑している。よく見ると団体客が多いようだ。

 88番ゲートから搭乗。手荷物検査場の混雑のため、8:05定刻のところ出発は10分ほど遅れた。JD151便。機種はA300-600R。席は後方窓側の39J。JAS便でもAXESSできたらいいのに。。。

 9:45とかち帯広空港(OBO)到着。レンタカーの手続きをして空港から出発。車種はファミリアワゴン4WD。ハンドルがやや小径の気がする。10:05出発。

 まずは前回ロストした豚丼の店「いっぴん」へ向かう。しかし幸福駅の看板を見つけ、寄り道。キハ22が2両留置されている。駅舎はそのままのようだ。とはいえ現役時代に訪れたことはないのだが。 愛国駅も残されているが、ここは数年前に訪問済みである。

 途中帯広広尾道の看板を見つけた。広尾まで作ることは聞いていたが、部分的に供用開始したようだ。 しかも帯広川西〜芽室帯広の12kmは無料で利用できるという。目的地がまさに芽室帯広(西帯広)の近くなので利用しない手はない。 ということで通ってみた。片側1車線だが今後も拡幅しないような雰囲気だ。

 11:00いっぴん帯広本店到着。休みっぽい雰囲気だったが、11:00開店と表示があったので、どうやら一番乗りのようだ。

 店内に入ると一酸化炭素の匂いがしてよさげな感じ(注:一酸化炭素は無臭)いっぴんは創業間もないようで(改装したのかも)、店内はきれいだ。スタッフも元気があってよろしい。キッチンを見るためカウンタ席に座る。

 豚丼(\680)をオーダ。炭火で丁寧に焼くので時間がかかると注意書きがあったが、客がわし一人ということですぐサーヴされた。味噌汁はオプション(\120)。
 豚肉は5mm厚のロース肉でジューシー。タレともうまくマッチしているようだ。くくく、おいしい。東京じゃ\1000はするかもしれない。サーヴ後に気づいたのだが、タレの量、肉のカットの大小は指示できるようだ。 札幌にもあるのでリピートしてみたい。

 満腹後、温泉取材をしながら今回の第2の目的のかんの温泉を目指す。 途中見ごろなを数カ所で見つけたので撮影。

 然別峡に入ると、話は聞いていたが、あと9kmの地点で砂利道となった。今日は天気がいいのでわが車の後ろには土埃が舞いまくる。途中路傍にエゾシカを発見。

 14:00かんの温泉到着。周りに建物はなく、まさに秘境の温泉宿といった雰囲気だ。 

 早速入浴へ。貴重品は持って行くのは危ないと思い、\1000だけ持って行ったが、入浴料が\1000だった。いくら秘湯とはいえ、高いのでは?少し前までは\500だったという。

 かんの温泉(以前は菅野温泉と称していた)は7つの泉質をもつ効能豊かな湯。お湯を沸かさず薄めず濾さずかけ流しで提供している。あらゆる怪我病気に効果があるという。

 露天風呂では名古屋から来たご主人と札幌から来たナビゲーターのご主人らとしばし温泉談義。すぐそばにある無料の露天風呂「鹿の湯」のほか、糠平温泉、雌阿寒温泉、川湯温泉共同浴場、登別温泉共同浴場などの情報交換を行うことができた。感謝します。

 内風呂は3種類あり、大浴場(混浴)には3つの異なる泉質の浴槽がある。うち1つは飲泉も可能だった。飲んでみたが少し酸っぱかった。しかし酸ケ湯温泉などに比べれば酸度は低い。

 さらに泉質の異なる中浴場にも入りたかったが、あいにく14:30-18:00女性専用時間で入ることはかなわなかった。男性諸君が入るためには10:00-14:00までに入場しないといけないようだ。代わりに岩風呂は14:30までは女性専用となる。両方楽しむためには14:00ころ宿に着くといいかもしれない。

 かんの温泉を堪能したものの、値段や、サービスというか接客態度に疑問が残った。湯だけ求めるならば\1000は北海道ではかなり高い

 今日は19:30までに返車する以外は何も決めていない。あてもなく鹿追町から清水町に入りいくつか温泉取材の後、思うところがあって新得駅に行く。駅で明日の一日散歩きっぷを購入しようとしたところ、新得駅は発売対象外という。札幌周辺の主な駅などでしか買えないそうだ。また事前発売も行っていないという。参ったな。明日はこのきっぷを使って美瑛に行こうと企んでいたのだ。帯広から快速狩勝で富良野へ直行したかったのであらかじめこのきっぷのエリア境界駅である新得駅で入手しておこうと思った次第。

 安いと評判のモダ石油セルフ形式ができていた。会員だとレギュラー\84.8でいいらしい。非会員は\10増しだ。貧乏人には助かる。R38柏林台駅近くにある。

 18:40返車。すぐ近くの宿にチェックイン。夕食を長崎屋に買い出しに行き、部屋で食べる。

 明日は一日散歩きっぷが使えなくなったので、素直にJRで千歳に直行するか、バスで札幌市内に出るか思案する。

今日の夕食:長崎屋帯広店で調達した半額総菜(うなぎまぶしご飯、鳥唐揚げ、にしんの昆布巻)、飲み物は安売り酒屋テキサスで購入したサッポロクラシック(瓶)
今日のレンタカーの走行距離:251km。わしにしてみれば走ったほうだ。
今日の宿:ホテルヒーロー。帯広駅前に数年前にオープンした。名鉄観光が同じビルにあるのと看板も同じくらいの大きさで設置してあることから名鉄系と思われる。旅の窓口で4700円

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