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2005年12月10日

竹富島へ NO1(石垣の旅紀行5回目)

 3日目の朝。今日も曇りで風も強い。ヤシが大きく揺れてる。
そして、寒い。船が苦手な夫なので、竹富島のは止めとく。と言うかと思ったら、行く決心をしたらしい。

 ホテルの窓から竹富がかすかに見える。白波が立っている。船はきっと揺れるよ。と脅かしてみるが、次に竹富にはいつ行けるかわからないし。今日は平日なので郵便局も開いている。と言う。
 そうなんです、夫は郵便局のスタンプ集め。いや失礼、なんて言うのですか、入金すると局のスタンプを押してもらう。昔手書きだった頃には押されましたよね。あれは今でも有るそうで、要求すれば押してくれるんです。全国に何カ所の郵便局が有るか知らないけど、途方もない目標件数です。旅の平日は必ず郵便局巡りが組み込まれるのです。
 と言うわけで、竹富の郵便局目指して11時の船に乗ることになったのです。

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 船は揺れる、揺れる。。窓には波が打ち付けるって感じでザブーンザブーン。小さな高速船はその波の中を竹富目指してまっしぐら。
 時折、上下に船が浮く。ジェットコースターとまでは行かないけど、うねりが大きいので相当なアップダウン。夫は手のひらにべっとり汗。近くの乗客の人も相当辛いらしい。後ろの若い女性もタオルを口に当てて堪えている。

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 船の揺れには結構強い私も、ちと不安になる。それでも乗船時間は10分。港内から出て、海を走るのはホンの5分ぐらいで、また竹富の港内に入ると静かになる。海の色が変わって来たから、もう揺れなくなるよ。と夫に言いながら自分にも言う。
 
 さて、私は3回目の竹富。この前建設中だった「ゆがふ館」が出来ていたので、入ってみる。
 竹富の歴史や風土、習慣など展示されている。雰囲気的のもゆったりしていい感じ。
 竹富の歌がCDで流れていて、そうそう、この三線(さんしん)の音を聞かないと沖縄に来た、って気がしないのよね。と聞き入る。
 物語や伝説習慣が絵本になっていたり、聞き語りのテープが有ったり、結構楽しめた。

 島を巡る観光バスは、バスというかタウンエース。10人ぐらいで島を廻るらしい。そして、このゆがふ館は30分。その時間で何を見ていくんだろう。トイレ休憩みたいな物なのかなぁ。と人間ウォチング。
 
 さて、先へ進むか。と出ると大粒の雨。ついに降って来ました。困ったね。と言うことで、また戻ってお茶。
 1ポット200円の島のお茶を飲んで休憩。しかし、大粒の雨は止まない。

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 レンタサイクルや牛車に乗る場合は船着き場から、送迎バスが有るし、最近はバスも走っているらしいが、どこから乗るのやら。
 今日は郵便局と竹の子のそばだけを目標にしようと、風は吹いていないので歩くことにする。

 15分ぐらいで歩けるはずである。私がひとりで黒島を歩いた時は横殴りの雨だったから、それを思ったら可愛い雨よ。などと言いながら歩き出す。
 こんな天気なのに、カッパを着てレンタサイクルで廻っている人は沢山いるのはびっくり。

 と、歩き出すと、風も吹いてきた。

続く

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