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2006年06月29日

スケッチの一日

 今朝は、9時前にチェックアウト。荷物はホテルで預かってもらい、まずは昨日思った場所へ。

 やっぱり、まごころ弁当を持って来れば良かったかなぁ。昨日とは違うけど、殆ど同じだったので止めてしまったのだが…

 なんか、妙にお腹が空く。スーパーの前を通ると、9時開店。
総菜が有ったなぁ。パンもあったなぁ。
 でも、まだ開店までは15分はある…

 少し散歩をしてみよう。北堀町の方は、行き止まり、袋小路の道が多く残っているという。それを見ようか。
 10分ほど進んで、戻って来る。今日は朝から陽射しがきつい。

 で、元のスーパー。さすがに開店早々ではそんなに物は無い。なぜか朝から、コロッケだけは沢山並んでいる。

 野菜サンドが美味しそうに見えたので、それを買って、お城へ。

 朝の散歩の人や通勤途中の人。いろんな人が通って行く。こんな人間ウォチングも面白い。

 さて、昨日からここ、と決めていた所に行くが、思いのほか人通りが多い。

 まだ、そんな中でスケッチブックを広げる勇気も自信もない。
さて、どうするか。堀に住む青鷺に相談しても答えはない。

 この堀川巡りの船と、石垣を描きたいのだが。

石垣 車が通る道の方が、人通りが少ないことに気付いた。その
歩道に座り込んで描くことにする。

 こんな事が出来るのも、ひとりだからね。どこで描こうかと、場所探しも、時間を気にせずかけることも、ひとりだからね。
 時間をありがとう。

 程なく、ひとりのおばさんが声をかけてきた。一度はのぞかれた。まだ殆ど描いてないので良かった。
 なぜか、隣に座り込んで、世間話を数分していく。

 一昨日もそうだったけど、ボーっと景色を見てた声はかけられなかったかもしれない。
 これも今回の旅での発見。

59.jpg 63.jpg
 場所を変えて、お昼までの3枚。


サラダ ランチスパ

 今日のお昼は、と、昨日のびいどろの前に行くと、予約で満席といった彼女が私の事を覚えていて、昨日は済みませんでした。でも、また来てくれたんですね。とカウンターに案内してくれた。

島根物産館
 城前の島根物産館に行って、おみやげを物色。あごだし。トビウオの出汁らしい。これだ。と買う。

 またお城に戻って、スケッチ。上手くはいかないのだが、それなりに楽しい時間。

 こんな旅の仕方も有ったんだなぁ。ゆっくり時間が流れていく。しかし、暑い。日陰は涼しい。
 毎日、傘マークの天気予報だったのに、帽子が大活躍。

 帰りの飛行機は18時25分。まだまだ時間が有る。
3時にまた、あの珈琲館に行く。今日は2階の席。やっぱり、フランスパンのピザトーストが食べたい。

ピザトースト 出て来たピザトーストは3切れもあり、大ボリューム。美味しい。やっぱり頼んで良かった。

 一つだけ、残念なのは、この熱々のピザトーストとコーヒーが同時に出て来たしまった。

 別々にしてもらえば良かった。ここのコーヒーの美味しさがちゃんと味わえなかった。

 駅に向かうのも、また徒歩。ホテルに預けた荷物を受け取って、歩き出すが、やっぱり荷物は重い。

松江大橋 歩きながら、気に入ったところで、スケッチ。夫からはバスの時刻表が送られてきたので、17時20分のバスに乗ることとすす。といっても、飛行機に合わせての運行だから、これに乗らなければならない。

 駅に着いたが、まだ時間が有るので、アンデルセンでお茶。

 今回の旅は滞在型だったせいか、毎日1万歩以上歩いているのに、疲労感が全くない。
 
 自分の足の向くまま、気の向くままっていうのが疲れないのか、それとも念願の松江だからか。不思議だ。

 前回の帯広は乗っているだけなのに、妙に疲れた。疲労困憊だった。

 帰りの機材も変更になったので、クラスjを申し込むと、窓側の席が空いていた。

 日に焼けた顔が暑いのでタオルで冷やしていたら、具合が悪いのかと思われてしまった。

 いや、日焼けです。と言うと、ヒヤロンをくれた、なんと親切なCAさんでしょう。

 今回の旅は心身は元気を取り戻した。やっぱり、旅に出掛けて良かった。

 久々のひとり旅を堪能した。選んだ町も良かった。
近くの玉造温泉にも、宍道湖の近くにも行かなかったが、旅をした、と言う充実感が残っている。

 いつもは写真だけの旅だが、スケッチをするという目標ではまた違った景色が見えてくることがわかった。

 また、いつかこんな旅をしたい。

 10時過ぎに帰宅をしたが、どこも疲れていない。心も身体もリフレッシュしたようだ。

 まるで、一日家にいたように、夫の夕食を作った。疲れていない、元気な自分が不思議だぁ。(完)

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2006年06月28日

再び 船に

 今度は、大手前から乗船。どこまで行きますか。と聞かれるが、行き先は別に決めていない。が、やっぱりそろそろコーヒータイム。
 あのカラコロ広場の珈琲館が気になっている。

 今度の船頭さんは男性。お客さんは3人。亀が並んで甲羅干し。天気の良い日は沢山出てくるという。

亀の甲羅干し
 ぼけているのが残念、可愛く並んでいたのです。

 内堀から外堀に出ると、さっきの塩見縄手の所に出てくるが、説明する事が違う。船頭さんに寄って違うの。

 ふれあい広場のそばを直進して、ここからは未踏の地。さっきより、みどりが鮮やかで、亀も沢山いる。

 船頭さんが変わっても、歌を歌うのである。屋根を下げたのは、こっちは一度だけ。

 カラコロ広場で降りたのは私だけ。みんな一周するんだ。

 降りたら、また乗り換えしますか。と聞かれた。あと半周したい。でも、コーヒーも飲みたい。というと、船は5時までだから、4時半にはここに戻って見てください。と言う。後、30分だ。

珈琲館 階段を上がった先が珈琲館。蔦の絡まる館。雰囲気はいい。自家製焙煎だし。

 ブレンド420円。美味しい。久しぶりに珈琲の木以外で美味しい珈琲に出会った。
 温度も濃さも私好み。満足満足。

 出るときに見たら、入り口にブレンドとストレートコーヒーは焙煎の仕方が違うと書いてある。
 熱風焙煎と直火焙煎。ブレンドが熱風焙煎だったかな。とにかく、明日また来よう。フランスパンのピザトーストも気になるし。

 そして、4時20分に再び乗り場に。
どっちにしますか。と聞かれ大手前とも思ったが、どちらでも来た方で良いです。と。

 ふれあい行きが来たので乗る。

 このルートは午前中に乗ったのだが、今度の船頭さんは全然違う説明。歴史的、松江の財政。なかなか学問的。やっぱり、いろんな船頭さんのお話を聞きたくなった。

 ふれあいでは今度は、乗り換え。5分も待つと船は出る。これが、今日の最終らしい。

 最初はひとりかと思っていたら、後から4人の男女がやって来た。少し、赤ら顔。

 へるんビールを飲んできたそうだ。1時間ぐらい前に、カラコロ広場から乗って、ビールを飲んで、またカラコロ広場に帰るという。そうか、そう言う手が有ったか。

 私はもう遅い。もう少し早く気付けば、赤い顔を民衆にさらさずに、密かにビールが飲めたかもしれない。

 カラコロ広場ではみんなが降りた。船頭さんは、本当に降りるんですか。一緒に行きましょうよ。とひとり寂しく戻っていった。

カラコロ工房 びいどろ

 さて、今夜は何を食べようか。さっき行ったカラコロ工房の「びいどろ」に行ってみようか。パスタだし。と行くが、今日は予約で満席だという。残念。

 ここは、旧日本銀行の松江支店。横浜でも重厚な作りの銀行が取り壊されずに再利用されている。

古き良き建物 この町には古き良き建物が沢山残されている。

 このびいどろは、昔の店の部分。この建物の中にはアクセサリーやパッチワーク、風呂敷の使い方などの体験ができるところが沢山あるらしいが、どこも要予約になっている。

西洋軒
 さて、どこにしよう。川向こうに「西洋軒」がある。昭和7年創業だと言う。

51.jpg 1階はカウンターのみ。入ると、ここもだれもいない。昨日も今日もだれもいない店でご飯かなぁ。
2階からは賑やかな声が聞こえてくる。貸切らしい。
 オムライスと3日煮込んだタンシチューがウリらしい。セット物もある。

 悩んで、カニコロッケとタンシチューのセットにした。スープとライスが付いてくる。普通はライスかパンを選ぶ。って所だろうが、この店はライスだけのようだ。

クリームスープ 程なくスープが出される。親子連れのお客とアベック、そして女性の二人客が入って来ると、なんと無くカウンターは一杯になって来た。

カニコロとタンシチュー カニコロッケの衣が何ともいい感じのサクサク感。タンシチューは一口では少し大きい大きさなので、ナイフで切ろうとするが、あまりよく切れなかった。それが、口の中に入れひと噛み、ふた噛みすると、ふんわりと溶けるように口に広がる。柔らかい、味がしみ出る、よく煮込まれている。旨い。

 
 昨日も今日も最初に入った時に店には、客がいない。昨日は最後までひとりだったが。
 何年か前の私だったら、ひとりでレストランに入るのは相当の勇気が必要だったが、今回の旅はそれをあまり感じない。
 ひとりで食べる楽しみ方を知ったのか、それともひとり客が多くなったからか。

 松江城はライトアップされていた。

 今日もコンビニでビールを買って帰る。

 川沿いにあるこの建物、ゴミステーションかと思って、のぞいてみた。
 違いました。電柱は無いから、その変電器かな。ちゃんと隠してあるところが、良いね。

松江大橋

 こんな風景もスケッチしてみました。

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松江城 天守閣

武家屋敷 武家屋敷は外から見学する。なかなか珍しい。
今までだれもいなかったのに、ここでバスツアーの人たちに遭遇。バス3台分だから大変。一番後ろについて、案内を盗み聞き。

 しかし、嵐の様に去ってしまった。またもや静寂な一時。

井戸外 井戸内

 昔の人は考えてました。台所の前に有る井戸から、瓶に水を汲む。その水が外からも台所からも使えるように、半分出ているのだ。凄いなぁ。ちょっと暗くて見にくかったなぁ。残念。

 松江城に行くには。進むか戻るか。へるんの小径なるものがあるから、そこから行こう。と少し来た道を戻る。

塩見縄手 塩見縄手

 くぐり松をくぐって歩く。このあたりは電柱もなく、映画やテレビのロケでも頻繁に使われるらしい。

堀川の船
 さっきの船頭さんは先日は花嫁を乗せての撮影だったとか。

 
天守閣 城内で森林浴をしながら歩く。松江城の天守閣はなかなか立派。天守閣の階段を登るたびに思うのは、昔の人は小さかったのに、この階段、大変だったろうなぁ。と。

天守閣からの眺め 天守閣からの眺め

 どこの城に行っても天守閣からの眺めは大好き。ここは宍道湖、大山と眺められて、景色もいい。

 ちょっとガスがかかっているが、それなりによく見える。堀川巡り船のオレンジの屋根が松林の中で映えている。風情だねぇ。

天守閣 犬山城の天守閣も風通しが良くて、だれもいないときは寝転がったりしたが、ここはさすがにだれもいなくなる時はない。
広さは犬山城の3倍くらいは有るだろうか。

 蒸し暑くて、気温も上がっているのだが、ここの風は心地よい。400年も前の武将はここで何を思ったのだろうか。

 社会見学の学生達は何を思うのであろうか。

郷土館 郷土館で「伝えておきたい 昭和の暮らし」を無料でやっているので、見に行く。来年の3月11日まで。

 郷土館というのは、洋館なのね。お城の中に有るのだが、妙にマッチしている。

 ここは、ひとり、ふたりの見学者。戦争中の道具や、家庭の生活道具、写真などが展示されている。

 編み機や鉄製の扇風機。どこに有ったのか。でも、昭和という64年は凄い変動。戦前の良き物も全て捨ててしまった日本はどこへ行こうとしていたのだろうか。

 今の世の中を想像していたのだろうか。何もなくても幸せな時代も有っただろうなぁ。と小さなちゃぶ台をみて思った。

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念願の小泉八雲

 地ビール館から7分ほど歩いて、小泉八雲記念館へ。共通券920円。

小泉八雲記念館
 松江城、小泉八雲記念館、武家屋敷。3カ所で1150円。共通券は2割引って事。

小泉八雲旧居 小泉八雲旧居

 隣の小泉八雲旧居は別。ここは個人の持ち物だという。350円。
 
 記念館では八雲の生活ぶりがあり、婦人との手紙のやり取り。カタカナなのだが、上手く書いてる。

 八雲が松江に住んだのは、たったの1年半ぐらい。なのに何で松江でこんなに。

 横浜で入国して、松江、熊本、神戸、東京と移転しているのだが、八雲といえば松江。ご本人も大層気にいていたらしい。

 カラコロ広場も、当時の松江大橋を下駄で歩く音。この音を八雲が大好きだったといい、カラコロと呼ぶようになったとか。

 人柄もこの地で合ったのでしょう。着物や浴衣、キセル。日本の物を使いこなしている。

 私は中学の頃、この小泉八雲のことを知ってから、この地に来たくて仕方なかった。
 まさか、そんなに短い間の滞在とは忘れていたのか、知らなかったのか。享年も54歳。41歳で日本に来て、わずか13年の間に、これまで日本に馴染んだのは、何だったのだろう。
 
 異国の地に来て、働く場所も契約違いで働けず。どんなに心細かったでしょう。
 あの、トランクを持って歩く後ろ姿の写真は哀愁が漂っている。

 共通券を買うときに、何度も何度も、全部を見学するのには最低でも1時間半は必要ですが、お時間は大丈夫ですか。と聞かれる。

 確かに、バスツアーで来たらとても無理だろう。
お昼を挟んで、最後の松江城を出たのは3時半ぐらいだったらか、3時間は掛けて廻った。と言う事。

 記念館も旧居も他のお客さんはいず、ゆっくりゆっくり見ることが出来た。

出雲そば 出雲そば

 近くに八雲という、出雲そばの店が有る。庭がきれいなので、思わずフラフラと入ったが、さっきの船頭さんも、ここは美味しい。といってたなぁ。

 ここでお昼としよう。

割子そば 割子そば

 普通の割子そば 690円。割子そばは普通よりつゆが辛くて、少しだけ掛けて食べるという。

そば湯 今日は要求はしなかったが、そば湯が出て来た。以前に出雲で食べたときと同じに、湯飲みで。

「そば湯です、ご存じですか」と置かれたので、やっぱりここにはそば湯文化は無いのだろうか。そば湯を要求されることが多いので、出すようになったのかと、自分で納得。

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堀川めぐりだ

堀川めぐり 私は悩んで、堀川めぐり、1日券1200円にした。バスも便利かもしれないが、15分間隔だと、歩いて次に行けてしまう。待つなら歩く方がいい私には不向きと判断したのだ。

 10時半にカラコロ広場から乗船。これがまた、不思議なもの。

 船は2系統有って、ふれあい広場発着と大手前発着。ここカラコロ広場は途中駅で、両方の船が来るが、ふれあい発着は大手前大手前にはいかず、逆もそう。

 これに乗って、市内観光というが、実際には1周して元の乗り場に戻るパターンが多いようだ。

 私の様にカラコロ広場から乗るときは、どちらに乗りたいか申告をする。
 またここに帰りたいときは、どちらに乗っても、着場で乗り換えて戻って来ることになる。

 それぞれの発着所から乗った場合は、そのまま一周できるのだ。
 最初に乗るときにその説明を1度受けたのだが、私の少ない脳みそでは1度では理解できず、おじさんに2度も確認をしてしまった。

 おじさんは、ここが途中って分かり切って話しているのだが、私はまさかそんな事とは思っていないで、なんで?ってね。

 それで、私はふれあい広場行きが最初に来たので乗った。そして、小泉八雲の記念館に行こうと、瞬時に決めたのだった。って、凄いけど、最初に大手前行きが来たら、松江城から廻るって事。そんなに変わりは無いのだった。

船頭さん 船頭さんは女性だった。お客は私ひとり。平日だしね。

 女性の船頭さんは11人で、今日は4人が勤務していて、その4人のひとりにあったったわけですよ。と。

 堀川の橋の16カ所をくぐるそうで。橋に寄っては、橋脚が低くて、船の屋根を低く倒してくぐる。なかなかよく考えている。

船の屋根 低くなった船の屋根


川の畔にはあじさい 川の畔にはあじさいが満開。船頭さん達が管理している所もあって、毎月草むしりや、手入れをしているという。気持ちよく船から見ることが出来る。

 去年の3月の千葉の佐原でも乗ったと言うと、時間はどのくらい?船の大きさは?モーターで走らせる?。とか、興味津々の様だった。

 ここの船は平成9年に始まったそうで、いろいろ研究をしているらしい。

塩見縄手 川から眺める塩見縄手の風景は時代をスリップしたようだった。のどかだなぁ。

 
 船頭に寄って説明も歌も違うので、1日券だから何回も乗ってね。といわれて、ふれあい広場につきました。
 これで、私は堀川を半周したことになる。

へるんビール 降りたところに、地ビールのへるんビールがある。はず。ところが見つからない。

 へそ曲がりな私は、降りて普通に右へ歩けば、そこが地ビール館なのに、わざわざ左へ歩いたのだ。

 しかし、何の案内もない。やぱり右へ行くのが当たり前と考えられているのだろうか。

 地ビールと聞けば、黙っていられないのだが、350ミリで550円。
 缶でも530円。時間はまだ昼前、そしてひとり。高いなぁ。

 昼の酒は利くんだよなぁ。顔は人より赤くなる私。こんな時二人なら、半分で味見。って事も可能だが…

 止めました。やっぱり高い。

 後から乗った、船頭さんも言ってました。地ビールだから私も勧めたいけど、何しろ高いよね。と。

松江散策 周遊バスか

 7時に起きて、まごころ弁当をエレベーター前に取りに行く。
部屋数分有るのだろうか。
 外を見ると、霧雨だろうか。考えてまた寝てしまった。

朝食 起きたら9時。曇りだ。お弁当を食べてたり支度をしていると10時を過ぎてしまった。

 今日のチェックアウトでは無いから、慌てることはない。と思っていたら、ノックもなしで、鍵の音。振り返ると、掃除に来たらしい。
 向こうも、びっくりしてドアを閉めた。

 いないとしてもノックをするのが普通じゃないか。などと思いながら支度続行し、出発。

 帽子がいる。

 松江は市内観光をするバスは無いのだが、市内を周遊するバスが2系統走っている。
 
 まつえウォーカーとぐるっと松江レイクライン。共にバス。
ウォーカーは1回150円(5月までは100円だった)1日券400円(5月までは300円だった)
レイクラインは1回が200円で1日券が500円。

 それぞれに1日券で、施設の割引がされる。団体の値段で入れる場合が多い。

 たたし、まつえウォーカーは車内では買えず、駅か、一畑の営業所、αホテルのフロントとなっている。

 このバスの方が右回り左回りと路線があり、時間的にも有意義なのに、チケットを買う不便さが有るかなぁ。

松江レイクライン レイクラインは、島根美術館や、夕焼け時刻には夕景ポイントまで走るので、良いのだが、一方通行。

 帯に短し襷に長し。自分がどこを見学したいかで、決めるしかない。

 そのほかにも、出雲と松江を回るなら、松江出雲自由自在 パーフェクトチケット、これは一畑電車、一畑バス、松江市営バスに2日間乗り放題でウォーカーのレイクラインにも乗れる。これで2500円。

2006年06月27日

蒸し寿司

 ひと休みしてから、散歩をかねて夕食へ。3軒先がコンビニ。お酒も置いてある。5分も歩けばスーパーもある。総菜も充実しているようだ。
 
 松江城までも歩いて10分もかからない。さらっと、廻って30分ぐらいだろうか。
 今日は松江の名物になっている「蒸し寿司」と決めていた。

浪花寿司 浪花寿司。ガラガラと開けると、店はだれもいない。6時だし、平日だし。
 前の私だったら、慌てて閉めてしまったかも。

 一瞬の間があって、奥から「いらしゃーいませ」と出てくる。
「ひとりですけど、いいですか」といつかからこんな風に聞くようになったかなぁ。と心の声がした。

 「どうぞどうぞ」とテーブルに座る。

蒸し寿司のセット 蒸し寿司のセット。茶碗蒸しが付くのだ。ホテルで割引券をもらっていたので出すと、この店では100円引きになる。

 蒸し寿司は当然蒸してあるので、暑い。食べ終わったら汗びしょり。

 食べ終わってもだれも来なかった。お代を払うときに、ついつい話し込んでしまう。6年前に来たかったけど、これなかった話し。

 いつからこんな風に店の人と話せるようになったのだろう。これがおばちゃん現象なのか。

 お店の人の話では、本来この蒸し寿司は冬場限定。5年ぐらい前まではそうだったと言う。
 ところが、なぜかいつの間にか全国から食べに来る方が増えて、いつの間にか通年商品になったと言う。

 雑誌にも知らないうちどんどん載って。それを持ったお客さんが来るんですよね。
 それまでは雑誌に依頼していたのに、どうしたものか。

 いろいろ載るようになって、後から報告が来る場合有るという。

 掲載されているという、雑誌を買いに行ったり。と。自分では知らない世界で、蒸し寿司が動いたらしい。

 この蒸し寿司は4代前のおばちゃんが、冬に売れるお鮨は無いかと研究して開発したという。

 当時、酢飯は夏物で、冬になるとお客さんがばったり来なくなったという。それで、どうにかしたいと、試行錯誤を繰り返して発売したという。
 当時の箱は塗り物で注文して作ってもらった立派なものだったという。

 今の盛況ぶりを、天国から喜んで見ているでしょうね。

と、だれもいないので、話し込んでしまった。

 確かに蒸すわけだから、酢飯のままなら、鼻につーんと来ることでしょう。
 配合がミソらしい。

 コンビニでビールを買って変える。晴れたけど、雲が多くて、夕焼けは望めない。

やっぱり安来だ

 出雲空港の路面は濡れていたが、雨は止んでいる。風が強い。
さて、これからどうするか。

 切符 安来に行くには電車で400円。今行けば、後の時間は全て松江で過ごせる。
 途中で、駅まで来るのも面倒だし、もし、雨が降ればますます嫌になるだろう。今日は、風は有るけど、雨もないし、空は明るい。

 
時刻 時刻表を見ると、11時39分に電車がある。あと1時間。
まずは、駅前の観光協会でパンフゲット。食べ物、乗り物。いろいろ揃っている。

 やっぱり安来だ。まずは腹ごしらえ。と、おにぎり屋を探すがない。まだ、ここらにはおにぎりブームは来てないのかなぁ。

 駅弁をのぞくが、なんだか食べたいと思うものが無い。

 ロッカーに荷物を預けて、本格的に探す。スーパーにも行くが、おにぎりがない。

 仕方ないので、サンドイッチを買うことに。でも、本心は仕方ないと思って無いかもしれない。久々のパン。ハレの日ハレの日。多少の糖分は許されて。って気持ち。

 ホームのベンチでランチ。食べ終わるまで、だれも来なかったのは凄いなぁ。

安来駅 安来までは20分ほど。天気は晴れ。ガイドブックには駅から歩いて10分。と書いて有ったが、駅前の観光案内へ入ってみる。


安来観光案内 どこへ行かれるのですか。「和鋼博物館へと思っているんですけど」「それでしたら、そのイエローバスで」「あっ、出ちゃいましたね」「歩いて行けますよね。」「ええ、10分ほどですが、歩かれますかぁ」と、あんたあそこまで歩くかいな。って顔で見られてしまった。が、道を詳しく案内してくれた。

和鋼博物館 ゆっくり歩いて、いろんな物を見ながら歩いて12分。
入場券を券売機で買う。300円。受付は無いのでそのまま入る。

 あじさい
 余りに強烈な色のあじさいなのでパチリ

 中に入ってもだれもいない。玉鋼のビデオを何度も見たり、模型もみて、日立製作所も見て、日本刀の特別展示を見ても、だれも入って来なかった。

 入り口のショップで、包丁や砥石を見ていたら、やっと数名の団体さんがやって来た。
 
 中から見ても外の気温は上がった様に見える。暑そうだ。

安来の町1 安来の町2

 来た道と違う方向から駅へ帰る。町を見学しながら歩いていく。古い家が並んでいる。黒い瓦に格子戸。心和む風景。
ふと、時計を見る。ありゃぁ、13時55分の電車には乗れないかなぁ。

 ギリギリか。急いでいけば乗れないこともない。でも、この町ももっと見たいし。と駅に着いたのは14時。次の電車は14時47分。

 よーし、絵を描こう。と駅前の公園に行く。

公園からの風景
 しばし、描いていると、散歩途中のおばあちゃんが寄って来て。

 散歩の途中で毎日ここでひと休みしていくのだという。天気の話しとか、絵の話し、どこから来たの、どこに泊まるの。近くにも温泉が有るよ。と世間話。

 博物館まで歩いた。と言うと、驚かれた。15分ぐらい何でも無いですよ。と言うと、都会の人の方が歩くんだね。と。

 話の途中だったが、タイムアップ。この47分に乗れないと次は1時間半後。

 慌てて片づけて駅に戻る。

 松江駅からホテルまではバスで5,6分と有るが、さっきの観光案内で松江大橋までは徒歩10分だという。今日のお宿の松江シティホテルは大橋からすぐだという。

城下町を見ながら歩くこととする。
 町屋造りの家が並んでいる。こういう風景って心が癒される。安来も松江もいいなぁ。

 程なく、松江大橋。シティホテルはすぐそばのはずだが見つからない。

ホテル入り口 別館にはフロントが無く、本館でチェックインと有るが、看板は見つかったけど、どこが入り口?と歩いていくと、川に出てしまう。

舟乗り場 ここがカラコロ広場か。おっ舟乗り場。近いんだぁ。

と、右へ右へと廻って、振り出しに戻るが…

 別館より本館の方が手前に有ったのだ。先の古めかしい薬屋に目を引かれているうちに、通り越していたのだ。

 よくよく見ると、確かに入り口と書いてあるが、そこにはビルはない。気付かないはずだ。
 駐車場の様な通路を通り越した先にフロント。

 別館にはフロントが無いので、チェックアウトするまで、キーはお持ちくださいという。

 別館は一軒店を挟んだ隣だが、入り口に看板が無ければ、そこがホテルとは思えない。

ホテル エレベーターを昇る。禁煙フロア。セミダブルのベッドにカウンター型のテーブル。空っぽの冷蔵庫。そして、テレビにズボンプレッサー。やっぱり、ビジネスマンが多いのかなぁ。

竹が…

 飛行機は5分遅れで、ドアが閉まったのだが、この時間は滑走路が混んでいる。カルガモ状態の飛行機群。滑走路まで10分程路上を走り、その上で、順番待ちは15分だという。

 クラスJの席は、機材が変わって、この席が有ることを知らない人が多いのだろうか、空席が目立つ。1/3ぐらいだろうか。もったいないなぁ。と思ってしまう。

 ドアが閉まってから30分後にテイクオフ。揺れました。
その上、どうしたことか出雲空港でも上空待機。10分待ち。混んでいるような空港じゃないのに。なんで。

 結局、席に着いてから降りるまで2時間。長かった。
なんで、飛行機の中には機内販売が無いのかとつくづく思うのである。

 時計やバックより、お弁当を売っておくれ〜。お腹が減りました。

 6年前は、サンライズ出雲で来たので、この空港は初めて。周りはサラリーマンが多い。

シャトルバス 松江市内までのシャトルバスも、サラリーマンばかり。なんか会議でも有るのか。松江駅まで1000円、所要時間は25分だという。

 時刻表は無く、飛行機の到着に合わせて運行と書いて有った。
チケットを自動販売機で買うのだが、五千円札が入らない。表に、裏に。なんで。

 なんと1000円札専用機だった。 隣にちゃんと両替機が有るじゃないか。まったくぅ。

 山陰道を通って、松江駅に。その沿道の風景が気になった。雑木林や広葉樹の木々の間から、凄い勢いで竹が生えている。見た感じでは若い。

 日本の山が竹に被われていく。って話を聞いたばかりだったから、その姿が、恐ろしいほどだった。

 ここには竹は無かっただろう、って所にも竹、竹。竹の子を掘らなかったり、竹山まで手が回らないの現状の結果だという。
 本当に、数年後にはここは竹林になってしまいそうだ。

旅立ちは27日

 今日も雨だ。5時に起きたときは雨がジャカジャカ。荷物に入れた、折りたたみの傘の種類を大きい方に変えた。
 松江の天気予報も3日間雨マークが出ている。梅雨だから仕方ない。

 しかし、出掛ける頃には霧雨が少しだけ。傘は要らない。
松江、小泉八雲、松江城、堀川巡り。そして、安来の鉱物博物館見学。これだけしか考えていない。後は天気次第かな。とりあえず、帽子は持って行こう。

 夫が、バースデー切符だから、わかってはいると思うけど、
自動チェックインは出来ないよ。カウンターでね。誕生日がわかる物も忘れないでね。と言う。持った持った、免許証。

 
 平日の朝。久しぶりの通勤電車。この前の北海道の時より出発は遅いけど、飛行機の種類が変更になって、クラスJの席が有るのに変わったというので、その席ゲットするために、この前より1本早いので行くが、これが妙に混んでる。

 乗りたくない。と1本見送るが、次のはそんなに混んでいない。乗り換えやダイヤの都合で、乗客の数って違うのか。さっきは殺人的に混んでいたのに。
 そうか、京急の場合って、品川止まりや高砂。都営線に直通の方が混むのかぁ。とひとり納得。

 羽田では、カウンター、カウンター。混んでいるなぁ。空いてるカウンターは無いか。と前を見ると、空いてるじゃない。
JALカードを出すと、「お客様はウェブチェックインはお済みですか」と聞かれる。「いいえ、何も」「そうですか、ここはお荷物を預かるカウンターですから、チェックインがお済みでないと…」

「チケットはお持ちですか?」「それでしたら、左手奥の30番カウンターで発券してください」と言われ。
 おほほ、ここは荷物だったかだぁ。アホだね

 と、言われた所に来て、アホで間抜けで、思いこみや思い違いが激しい私は、またまた、変な事を考える。

 ここはチケットを買う所じゃない。

私はチケットは手にしてはいないけど、買ってるんだよね。どうして、ここ?

 そうじゃないよ。きっと、違う違う。と私は搭乗手続き。と書いてある、カウンターに並ぶ。

 並ぶが、そこで「まだチケットの発行をされていない方は、お申し出ください」と言う。

それは私のこと?

 申し出ると、やっぱり30番カウンターで発券してください。と言うのだ。やっぱりあそこなのかぁ。と戻る。

 そこで、並んでいると「チケットの予約済みの方はお申し出ください」

「ハイハイ」

 すると、カウンターとは違う所の発券機に私のJALカードは差し込まれた。

 免許証も見せて無事。機材が変わった事を聞いて、そうだと思い出して、クラスJはまだ空いていますか。
 「通路側なら」と言われて即座にOK。ひとりの時って、通路側の方が、トイレに行くのも、出るにも楽。

 このクラスjの席料1000円が高いか安いか、便利か快適か。それは人それぞれだろう。

 スーパーシートと違って、お弁当が出る訳じゃないし。
ただ、席が広いのと、飲み物と一緒にお菓子が付いてくるだけ。それも、小さなおせんべいとかクッキーとか。
 新聞も読ませてくれるか。
 でも、クラスjに乗りたいのはなぜだろう。

 余裕の時間で来たはずなのに、こんなそんなで、もう搭乗最終案内。90番のバス乗り場に急ぐ私であった。

松江ひとり旅はプレゼント

 久しぶりのひとり旅。誕生日プレゼントに飛行機代と宿泊代を夫からもらった。
 
 ちょっと焦燥の毎日を送っていたときに、旅にでも行ってくれば。バースデー切符だって有るし。といわれた。

 そうだ、18切符の季節になったら、自分探しの旅に出たい。と思っていたっけ。

 どこに行くかは、心の中では前々から決まっていたようだ。「松江」2000年、平成12年に行けなかった松江。いや、松江までは行ったのだが、翌日は市内観光。って時に腰痛になりホテルで寝ていた。あの松江にどうしても行きたいとは、常々思っていたのだ。

 バースデー切符の企画はもうJALしかない。出雲にJALが飛んでいて良かった。
 そして、その日から3週間後が出発となった。

 久しぶりのひとり旅。ちゃんと出来るかなぁ。最近はわが家の専用コンダクター夫に任せっきりで、何もしていない。

 切符の手配もホテルの手配も。空港なんてあとを着いて歩くだけ。
 ちと、不安だ。でも、その昔は大勢の仲間を連れ歩いたじゃないか。大丈夫だよ。と心の声。

 飛行機はバースデー切符、宿泊はなんと2泊で9800円で、サービス弁当の朝食付き。バスもトイレも付いて、おまけに部屋の風呂は温泉だという。そんなホテルを探した。

初日
 出雲空港ーシャトルバス(1000円)ー松江市内ーJR安来ー和鋼博物館ー松江ーホテル(松江シティホテル別館)

2日目 松江散策ー堀川巡りー小泉八雲記念館ー小泉八雲旧居ー武家屋敷ー八雲庵(昼食)ー松江城ー堀川巡りーお茶タイムー堀川巡りー夕食(西洋軒)

3日目 松江城ー昼(びーどろ)ー島根物産館ー松江城ーお茶タイムー松江駅ーシャトルバスー出雲空港

 終わって見ればこんな行程のひとり旅。


p.s 今回も長くなってしまいそうだ。どうして、私はさらりとかけないのだろうか。
 また、自己満足な旅日記が出来そうだ。

2006年06月26日

帯広へ 3

 やっと雨が上がっていた。今朝も夫が起きる前に窓からの風景を書くが、昨日のように目の前が湖とか、何もない。
 隣にホテルと、木々。まぁ、練習だ。

 朝風呂。昨夜とは入れ替わっている。昨日の方が広かったかな。コーヒーもいただく。

31朝食は付いているので、レストランのバイキング。昨日は煮物で失敗。しかし、煮物や煮豆を選ばないと何が有る。

 ほうれん草のお浸し、アスパラのお浸し、マッシュポテト、豆腐、納豆。昨日の味を思い出して生卵。

 考えて見たら、生卵を置いてあるのが少なくなっている。温泉卵や卵に料理。生卵はいろいろ問題が有るのだろう。

 さすが北海道って言うか、みそ汁にもとろ昆布が入っていた。

 しかし、昨日の方が美味しかった。ご飯の堅さが昨日の方が生卵に合っていたようだ。

 昨日と同じように、夫がパッキングをしている間に色つけ。夫がのぞいて、それはどこ。と言うので、あそこ。と言うと「角度が違うね」のひとこと。そりゃ、そうかもしれないけど…

 ここは一泊朝食付きでひとり9150円。


 そして、今日は天気が回復するようだから、富良野まで走りたいという。あそこまで行けばホワイトアスパラにも出会えるだろうという。130キロだよ。何時間かかるのだろう。

 私はなんか疲れている。ドライブだって乗っているだけでも疲れるんだよなぁ。
 きっと、富良野って事は、やっぱり美瑛の純平で食べたいんだろうなぁ。

 わかった、私は後ろの席で寝てるから。

 9時30分出発。雲も切れてきて、やっと北海道らしい景色に出会う。

32狩勝峠は霧の中。景色はどこへ。

33幾寅駅。おー、懐かしい。この前行ったのはいつだっけ。寄ろう、寄ってみよう。
 少し駅前が変わっている。駅の周辺もこんなに家があったかな。この前は無かった車輛が展示してある。でも、この前っていつなんだ。このぽっぽやの映画のロケは99年とある。そんな前だったかぁ。その後には違いないのだが…。

34_1 幌舞駅も無人化になったらしい。前は入れなかったところが、映画の展示場になっている。映画では住居が有ったところだ。

 もう、あの映画が公開されてから6年も過ぎたのだ。
帰ってきてから調べたら、2000年の訪問だった。ついこの前の様な感じがしていたが、時間は過ぎるのだ。
 
 丁度、列車が入って来て、夫は大喜び。

35_1 純平には13時40分着。途中、何度かスーパなど寄り道をしたが、3時間はかかっている。

 この店でも、K先生と同席。またまた夫は連絡をしたらしい。私は3日連ちゃんなので、話すこともないので、お相手は夫にゆだね、旅日記を付けたり、マンガを読んだり。

 この店も沢山のメニュー。その上、メニューが増えたらしい。マニアの二人は長い間検討していた。

36 私は、ちょっと悩んで、エビカツ、チキンカツ、カレーコロッケのセットで定食、コーヒー付き。1160円?だったかなぁ。

37 38
 3時近くに店をでて、新栄の丘。美瑛のドライブは久しぶり。10年前と比べると、周辺の木々が成長している。
 バスの駐車場が出来て、観光バスがどんどん入ってくる。

39 ファーム富田。ここも久しぶり。なぜか、今日もソフトクリームを食べるのだという。
 今までは私が食べたくて、食べる。夫は一個が食べきれずに、もう飽きた。なんて言うのに、どういう風の吹き回しか。私が食べられないことを知ってながら食べる、この意味は。
 今回も、私にも一口、て言うのを期待していたらしいが、私はバニラが基本。ラベンダー味なんて邪道よ。と食べない。


40 ポプラの綿毛が雪のように待っている。去年のフランスを思い出してしまった。

41 ここは来月もきっと来るだろう。このラベンダーがどこまで咲くかなぁ。

 帰りも同じ道を通って、帯広へ。旭川空港の方が全然近いのにね。

 執念のホワイトアスパラをAコープふらのでついに見つけた。時間も迫って来たので、ここで無ければ、あきらめようね。と言う所だった。

 道の駅にもなかったのだ。ついに見つけた。そしてひと束298円と3分の1程の金額にびっくり。
 グリーンも規格外なのか98円で売っていた。何という安さだ。

 境は狩勝峠だろうか。確かに作るのに手間暇かかるので作る農家が少ないとは聞いていたけど、北海道のどこにでも有ると思っていた。

 19時レンタカーを返車して空港へ。多少の土産物を買ってから搭乗。

 バースデーチケットの半券には500円券が付いている。二人で2000円になるから、お得な感じ。でも、JALショップでしか使えないけど…

 今日はドライブだけ。乗っては移動して食べての日。後ろの席でゴロゴロしていても疲れた。
 
 飛行機に8時間乗って、機内食食べて。ハワイかな。って時間でしょうか。

 無事の帯広に着いて、約束も全て果たせて、無事に帰宅できた事に感謝。


42 鮮度が命だというので、帰ってきてから茹でたアスパラ。塩ゆでだけだが、旨かった。ゆで汁を使って翌日にはスープを作る。
 旬の物、本当に一瞬しか出回らないという、ホワイトアスパラ。来月にはお目にかかる事が出来るのだろうか。

帯広へ 2

 今日も雨だ。雨なのにボートが浮かんでる。釣り?雨でも好きな人はやるのかなぁ。

 私は夫が起きる前に、2枚書いてみた。だれが見たってヘタはヘタ。でも、この数ヶ月で少しはスケッチらしくなったかなぁ、と自己満足。もう少し、自信が出て来たら、このヘタピーな絵もアップ出来るかなぁ。

 朝ご飯は昨夜のレストランでバイキング。昨日はハレの日。って割り切って、出て来た物はありがたくいただいたが、こうやって自分で選ぶときは悩む。

 煮物、煮豆には絶対に入っている。卵焼きはどうだろう。甘い所と塩味の所がある。夫は北海道は甘いよ。と言う。

 やっぱり甘かったので、一口食べて、夫のお皿に黙って移した。
 しばらくして、あっ、卵が増えてる。だから甘いって言ったのに。と食べていた。

 夫が卵かけご飯を美味しそうに食べている。美味しそうだ。「旨いよ〜」という。私も食べたい。と言うことで、ご飯お代わり。

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 プリッとした地卵。黄身が盛り上がって、白身も二段構え。見ているだけで、よだれが…
 かき混ぜるももどかしく口へ。旨い、旨い。こんなに美味しいぶっかけご飯は久しぶり。大満足。

 コーヒーを取りに行った時に、思わず「卵が美味しかった、
あんな卵はなかなか食べられませんよ」とレストランの人に言ってしまったが、料理をほめた訳じゃなかったから、悪かったかなぁ、とコーヒーを運びながら思った。

12_2 出掛ける支度をして、私はさっきの絵に色を付ける。色を付ける事で、なんとなく絵になった。

 こんな天気なのに遊覧船は出航した。お客様は1組かなぁ。行ってしまったら、色つけにちょっと困った。記憶というのは曖昧だぁ。

 パッキングに燃えている夫は、きれいに荷造りをする。私は楽チンだぁ。

 一泊2食でひとり6500円也。ホテルに負けない値段だけど、旅館の施設、メンテ状態を考えると、心配してしまう。
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裸電球だったり、手すりがこんな状態だったり。


 今日のお昼は新得でお蕎麦だという。確かに新得のそばは有名だけど、さっき朝ご飯を食べたのに、大丈夫。ここから新得は近いよ。

 お蕎麦に一枚ぐらい何のことは無いよ。と小食の夫が言うのだ。確かに、そうだけど…

 いつのまにやら、夫はK先生と連絡をしていた。そばの館で一緒に食べるという。まぁ、いいっか。

16_1 そば畑らしい所に、新しい館とログハウス。そばソフトも美味しいらしく、夏はこのログハウスでソフトクリームを売るらしい。今は、館の中。

17_1つけとろそば800円
 石臼挽きのそばは腰が有って旨い。そばは、田舎そばと更科がえらべる。私は更科を選んだが、それでも太くて腰が有る。田舎そばの方が、噛めば噛むほど味が出る。
 新得のそばは何回もいろんな賞を取っているらしい。

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そばクレープ包み揚げ(200円)とそばだんご(150円)も3人でシェア。

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ナイタイ牧場へ。雨で、霧で。景色は見えず。夫はK先生が日本一と絶賛したソフトクリームが食べたいらしい。
 旅先でのソフトクリームの大好きな私。今までは行く先行き先で食べていた。それがいまでは…

22_1 まぁ、夫が食べたいというなら仕方ない。私も一口だけいただいてみた。250円なり。まぁ、妥当な値段かなぁ。

 そこの特産品コーナーに「ばっこ柳」のまな板が。柳のまな板が良いとは聞いていたけど、高い。はず。それが2000円ぐらいからある。

 この値段なら買いたい。と見るのだが、気に入った大きさがない。帯に身近しタスキに流し。って所。
 
 惜しいなぁ。と。すると、店の人が、もし、時間が有るのならば、町のAコープ ルピナにも展示されているようですから、見に行かれては。と、町のパンフレットを見せてくれる。

23_1 思いこんだら、進むしかない私。行きました。Aコープルピナ。しかし、陰も形も無い。店の人に聞いても知らないという。JAの方かな。もし、そちらに無ければ、その会社は近くですから、訪ねてみては。と教えてもらって、まずはJAへ行くが、そこにもない。


24_1 会社を探して行くが、今日は土曜なのでお休み。まぁ、私とばっこやなぎのまな板には縁がなかったようだ。残念。

 今日のお宿は十勝川温泉。ここからは1時間半ほどかかりそう。

25_1 途中、音更の道の駅で「小豆」「黒豆」を買う。ここらは豆の産地。だけど、ホワイトアスパラはない。

 今日は夕食が付けない予約なので、途中で夕食を買い込む。Aコープでホワイトアスパラを探しながら。
 しかし、ここにもグリーンアスパラは有るが、白はない。

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広告の品、生寿司2人前880円と鶏の唐揚げ、おにぎり、つまみにチーズに乾き物、サッポロクラッシック500ミリ6本を買い込む、しめて3114円。うちビールが1514円。
 おにぎりは私用。酢飯には砂糖が入っているから、控えめに食べようと

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笹井ホテルは老舗って感じ。昨日とは違って、古くてもこざっぱりとして、メンテナンスも行き届いている。部屋も広いかなぁ。


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冷蔵庫の上にコーヒーが置いてある。珍しい。でも値段がない。
 冷蔵庫には飲み物が入っている。案内には冷蔵庫は空になっているから、自由に使ってください。と書いてあるのに。(サッポロクラシックはさっき買ったもの)

 どういう事だろう。と、コーヒーはおいくらですかと、フロントに電話をすると、なんとサービスだった。冷蔵庫の中のものも全部。ビール、お茶、水などが入っている。
 じゃらんで予約をしたサービスだろうか。と夫が言う。

 雨の露天風呂はなかなか。モール湯って何かが湯に浮いている。私は何とも思わないが、気持ち悪い、っておばちゃんもいた。

2006年06月25日

帯広へ 1

 16日から2泊で行ってきました。
先月も渡道したのに、なぜか今月も帯広へ。実は来月も予定はあるのだ。

 こうすると、なんとリッチなachaさん何ですね。本当にリッチかどうかは、定かでは有りません。
 基本はチープ旅です。今回はバースデーチケットで行ってきました。

 今回の目的は、私は帯広のとある牧場を訪ねる。夫は今が旬のホワイトアスパラ、豚丼、出来れば美瑛の純平。と聞けば食べることばかり。
 帯広から純平なんて、遠いのに。半分はあきらめているという。さて、どうだろうかと、私は疑りの目。

 なぜか、旅立ちには久しぶりの雨。そうだね、梅雨だった。出がけには結構降って。
わが家の旅、夫婦なのにいつも荷物は二つでした。ところが、最近は一つになって来たのです。

 今回も一つ。当然のごとく夫がガラガラと引っ張ったのですが、この雨。
 カバンに何の策もしなかったら、なんと、このリモア。雨水が伝わって、中まで浸透。
 底に有った私のTシャツはしっとり。なのに、カバンの内側は濡れていない。どうも、はみ出していたようだ。次から次へと伝わったらしく、衣類は殆ど湿ってる。ホテルの部屋は洗濯物干し状態になった。


 帯広の天候は悪いらしく、新千歳か釧路、もしくは引き返しの条件付きでチェックイン。今回のバースデーチケットは夫のなので、夫が生年月日がわかる、免許証を提示。これを忘れたらバースデーチケットにならないのだろうか。

 そうそう、奇遇な事に京急を蒲田で乗り換えたら、なんとそこに知り合い夫婦が座っていた。
 女満別に行くという。これで帯広だったら大笑い。しかし、何両もある電車で良くもばったり。

 飛行機は結構揺れたけど、無事帯広に着地。良かった、良かった。

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いつものマツダレンタカー。雨なので急がず安全運転。

02 目指すは、豚丼の「いっぴん」夫は帯広と言えば、豚丼だ。と言う。
 私は、豚丼は食べたいけど、タレには砂糖を使っているだろうね。どうしようかと。

 いっぴんは豚丼専門店。他のメニューは無いという。ご飯にみそ汁。って訳にもいかないだろうなぁ。

 ハーフサイズも確かあったよ。と言うので、そうか。それだ。やっぱり食べたい。空港で「出来立ておにぎり」を1個買って、これで軽く腹ごしらえ。

 空港からいっぴんまでは、30分ほどかかってしまった。いっぴんでは、最近「NHKBSの熱中時間」に出演した、桜追っ掛けマンのK先生と出会う。私は3年ぶりくらいに会うのだろうか。夫は先週も会ったという。

03_1さて、豚丼。メニューは一種類だが、選べる、選べる。ご飯大盛り、肉特盛り、タレ多め、ハーフご飯、肉のハーフもある。そしてなんと、タレ無し。のチョイスが出来た。

 お肉もカットしてもらえたり、いろいろで、迷いやすい私なんてちゃんと食べられれば、悩みまくるだろう。

 で、考えて、お肉ハーフでタレ無し。ご飯は悩んで普通盛。夫は、さっきおにぎり食べたのにとあきれ顔。


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タレは無くても、焼くときにつけながら焼いているので、私には充分だった。濃い味が好きな人のは物足りないだろう。

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こっちは夫が頼んだ普通の豚丼で肉カットを依頼したので、細かくなっている。私のは最初からご飯が見えていたが、普通の豚丼はちゃんとご飯が隠れていた。

 肉は炭火で焼き、みそ汁もこだわっていたようだし、炭の香りを楽しんでもらいために、店内は禁煙。
 最近は禁煙の店が増えたから、喫煙者にとっては、辛いだろう。でも、店の入り口に喫煙所が有るのはなぁ。

 ご飯もみそ汁も美味しかった。私のハーフ豚丼は577円、夫の豚丼は714円。みそ汁は126円なり。


07 その後、清水町の宮地牧場へ。カーナビ様々。場所なんて聞かなくても行けるんですね。

 ここは、バランス酪農と言うのをやって、牛や自然との共存を考えてご夫婦二人で、年間を通して昼夜の放牧で牛を飼い、自然交配、自然分娩でやっているという。

 昨年の秋に私のHPを見て頂いてから、何度かメール交換。私は酪農にも興味は有るし、牛の体のバランスを崩さないためにホルモン剤やビタミン剤、栄養剤の投与もしていないという。そんな酪農をしている人がいるんだぁ。と感激。

 社交辞令は無いと思っている私たちは、簡単に訪ねてしまったけど、先方は本当に訪ねて来るとは、びっくりしたことでしょう。

 まだ、牧場の整備は完成していないと言うが、このバランス酪農が完成して、チーズやバターがここで出来るようになったら素晴らしい。

 あいにくの雨で、牧場の見学はしなかったのですが、初めておじゃましたところで、K先生も一緒に3時間も居座ってしまった。

 自家製のヨーグルト、牛乳、パンをいただいた。牛乳が特に美味しかった。

 ホワイトアスパラの事を聞いたが、ここらでは見ないという。やっぱり北海道でも一部の地域なのかなぁ、ホワイトアスパラ。

 また、近いうちに時間を作って、昼夜放牧されている牛さん達に会いたいと思う。
 牛屋をやっていると、泊まりでは出掛けられないから、来て頂くと。とっても嬉しい、って。本気よ私は。

 酪農家って、牛屋っていうんだね。なんか、いい感じ。

14 今夜のお宿は然別湖の湖畔宿。温泉旅館に泊まるのはすごーい久しぶり。
 湖を見ていたら、ちょっと、絵心がうずうず。

 旅館のご飯も久しぶりかなぁ。2千円追加すると、部屋食が出来るらしいが、そんなのはハナから考えない。
 レストランに降りていく。ここも目の前には、湖。昼は普通のレストランになるようだ。

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 ビール1本サービス。ラッキーでした。二人で1本をありがたくいただく。

2006年06月13日

なぜか絵心が目覚めて

 3年ほど前から、絵が描きたくなった。中学の美術の時間に運動靴を描く課題。出来上がった絵を見て、自ら封印をしたのだが、絵を見るのも好きだし、美術館のもよく行く。

  私にも描けたらいいな。とは思いつつ、無理、無理。
でも、旅先でチョコチョコって描けたらいいな。旅手帳にメモ的に絵が描けたらいいな。

いたずら書きは出来ても写実は出来ぬ。と思っていたら、こんな本に出会い。

 文字にも自分だけが読める文字と人に見せる文字が有って、全然違う。

 絵だって同じ。そうか、そう言うことか。似せて描こう。とは思わずにとりあえずは、自分が楽しめれば良いんだ。と気付いて3年。

 描いては見た物の、自分でも目をそらしたくなる代物。幼稚園の子の方がもっと上手に描けるだろうに。


 そんな事をしたのが3年前。描きたい気持ちも忘れていた。それが、またまた同じ著者の絵が描きたくてたまらない!って本に春に出会った。

 何かの縁かも。と読んでから、スケッチ帳を買う。

 すると本屋のNHKテキスト売り場で「日帰りで楽しむ風景スケッチ」を見つける。
 縁だ、縁だ。私の絵が描きたいって思いだ。

と、言うことで小学生の気分になって、ヘタだって良いじゃないか、絵を描くことを楽しもうよ。
 描けないなんて、思わずに描けば良いんだよ。


 熱しやすい自分の性格はよくわかっている。
描きもしないのに大小のスケッチブックを買い集めたり、絵の具もあれもこれもとするに違いない。
 挙げ句に、やっぱり上手くかけない。と止めるに決まってる。

 絵の具はあきらめて、前にもらった水彩色鉛筆を使って、スケッチブックだって、安いのを買いなさいね。と心の声が言う。

 そうだよね、そうだね。と自分の声に答えながらも、何も出来ないから、とりあえずは自分の撮った写真を写し取って、描いてみよう。とトレーシングペーパーとチャコペーパーを買って来る。

 うふふ、楽しいじゃない、絵を描くって。

 まだまだ、小学生の絵には違いないけど、楽しい。
しかし、外で写生するには、恥ずかしいし、場所がわからない。公園の隅で隠れて描く私である。

 習いに行くにも恥ずかしい。かっこよく言えば独学で3ヶ月が過ぎた。

 上手下手は考えまい。好きこそ物の上手なれ。

 旅に出掛けたときに、ひょいと描く自分の姿を想像しながら、描いている。
キャー、格好いい。

なんて、完全な想像かなぁ。

やっぱり、絵の具が欲しいと思うこの頃である。

2006年06月11日

平岡公園の梅

 一泊は友人宅にお世話になった。GWに沖縄に行ったと言うので、なぜか札幌で沖縄料理三昧だった。美味しくいただいた。
 つい、2週間前までは雪が有ったと言う庭にはチューリップが咲き、家庭菜園にも芽が出ている。いいなぁ、お庭で野菜が作れるなんて。わが家はいつになる事やら。

真駒内の近くの、民家の梅が一般に無料開放されていて、満開だから見に行こう。という。
凄い凄い。梅の数も凄いが、この敷地が個人のものってのも凄いし、それを開放してくれて、どうぞご覧ください。っていうのも凄い。

05_1
 近づいただけで、梅の香りが鼻の中に入ってきた。
桜と梅が同じ時期に見られるのは、やっぱり北海道だ。紅梅なのか、色の濃い梅。
しかし、これだけの梅の管理も大変だろう。

08そして、平岡公園の桜。さっきの所は満開だったが、案内板に寄ると7分咲き
平日だというのに、こんなに人がいる。駐車場に入るのに少し待った。

公園の近い方に障害者や高齢者用のスペースを確保していたり、車いすを貸し出したり。ちょっと考えが進んだ所だ。

紅梅だと思っていたら、これは白梅だという。色も違うんだ。
ここは火を使ってはいけないらしく、だれもジンギスカンはやってはいなかったが、天気がいいので、お弁当を広げる人は沢山。売店も有る。
ここでのんびり昼寝もいいなぁ。



今日は天気が良くて気持ちいい
09
この梅は何というのだろう。桜も梅も私が知っているのとは種類が違うだ。
お弁当を用意しなかった私たちは、たったままボーっと梅を眺めたのでした。

その後は、夕張のゆにガーデンへ。花三昧の2泊3日といいたいところだが、ゆにガーデンは端境期で花はほとんど無く、さすがの平日、人も殆どいなかったのでした。
10
この広大な広場にクロッカスが咲いていたら、きれいだったろうな。ちと遅かった。
 
水仙はきれいに咲いていました。

11 12

2泊でも充分に楽しめた、いい旅だった。

安いツアーの場合は、指定されたホテルに泊まらない人が多くいるらしい。往復の飛行機だけが必要な場合は、ホテルはおまけ様な金額。なんでこんなに安いんでしょうね。
だから、ホテルに泊まらなくてもこのツアー切符を買う。でも、ツアーだからホテルには行かなければならない。

知らなかったのだが、ホテルにチェックインしなければツアー会社もホテルも困る。だから、泊まらなくてもホテルに行ってチェックインし、その場でチェックアウトをすればいいそうだ。部屋には入らずに、諸事情で泊まらないといえばいいらしい。

いろんなホテルに泊まって、いろんな体験をしているが、良いことも悪いこともある。
どうも、上手に表現が出来ないから書いてないが、今度はハプニング特集でもしてみようかな。

二十間桜 見物

 5月15日から二泊で北海道は、静内の二十間桜と、札幌で梅をみた。
二十間桜は98年の9月に、静内に引退した馬たちを見に行った時に知ったのだが、この桜が咲くときに再訪したい。と思って、8年目にして、その思いが叶い。尚かつ、ほぼ満開の日に訪ねられたことに感謝です。
道幅二十間 36メートル、長さは7キロに及ぶ道の両側に、エゾヤマザクラがずらりと並んでいるのは、圧巻です。
 曇り空がちょっと残念だったけど、ずーっと、桜が続いている景色は何とも。立ち止まって魅入ってしまう。

01

今回は飛行機往復とホテル一泊付きでひとり24000円。ご飯は付かないが、泊まるホテルはシェトラン札幌がチョイ出来る。
 10年ほど前に、冬の札幌1泊往復飛行機19800円が出たときには、北海道に飛行機で行けて泊まってその値段なんて、考えられないくらいに安かったが、せっかく北海道に行くのに、なんで1泊なの、そんなのもったいない。と私は行かなかったのだが、当時のホテルはビジネスホテルであり、シングル部屋に補助ベッド。
 それを思うと、この「ゆこゆこ おしゃれ旅」は安い。

02_1
7時発の51便に乗って、札幌でレンタカーを借りて、一路静内へ。
11時に着いたのに、こんな感じ。大きな駐車場が満車で閉鎖されてしまったので、道路は止めるところを探す車で、トロトロ。

まだ先の路肩にも止まれると言うことで、トロトロ行くのだが。車道と地面の段差が大きくて、とてもこの車では止まれそうにない。

おーい、どこまで行くんだよ。というところになって、やっとチラチラと空きが。
私の知っている、花見とは違い、ここは桜の木の下で飲めや歌えや。では無いようだ。時折、ジンギスカンをやっているグループもいるが、殆どがそぞろ歩きで、桜をめでている。
観光客が多いということだろうか。

03 私たちも、おみやげ広場でお昼ご飯を買って、桜の下で食べたのでした。
ホッキめしやら、お好み焼きを売っている露店の中で妙な行列がこれ。ギョロッケ。なんだギョロッケって。
有った有った、あそこよ。と行列が長くなる。私は何だろうと覗き込んで見たのだが、よくわからなかった。だんごのようなコロッケ。名前からすると、お魚のコロッケなんだろうか。

04 ご飯を食べて、もう少し歩いていると、さっきの渋滞は嘘のようにきれいになった。あの駐車場にまた車が入るようになったらしい。私たちの目の前でしまった駐車は1時間半ほどで再開したのだ。やっぱり。長時間いる人はいないのか。

 さて、車の戻ろう。と引き返したのだが、いけどいけど、車がない。あの駐車場から2キロ近くも先に止めたのでした。
 ちょっとタイミングはわるかったど、桜が堪能出来て、大満足。