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2006年11月18日
【奈良】近鉄けいはんな線
きょうは近鉄けいはんな線と南海高野線に乗ります。けいはんな線は今年の3月27日に開業した新線です。もっと早く乗るつもりが延び延びになっていてようやく機会に恵まれました。長距離の乗車となりますのできっぷはスルッとKANSAI・3Dayチケットを用意しました。
始発の近鉄京都線に乗り、乗換駅の生駒駅まで行きます。東の空が明るくなり始めています。新線は生駒から学研奈良登美ヶ丘までの8.6kmをおよそ10分で結びます。途中駅が二つしかないとはいえ、地下鉄車両としては比較的速い運転です。
この区間が開通するまでは生駒〜長田間が既存路線で、線路名称は東大阪線でした。大阪市営地下鉄中央線と相互乗り入れする関係上、別線扱いなのか近鉄奈良線から改札内で乗り換える際も中間改札を通る必要があります。
空がかなり明るくなった午前6時38分、定刻に大阪市営地下鉄の編成が入線します。早朝の車内はがらがらですが先頭に立ちます。2分停車ののち発車した電車はやや速度を上げ、奈良線東生駒駅の横を左へ逸れて通過すると長いトンネルに入ります。しばらくは胸がすくような直線が伸び、そののちは緩やかな曲線となります。真新しく、見るからに規格が高そうなトンネルであり、その分かなりの建設費がかかっていそうです。
ようやくトンネルを抜けると最初の停車駅、白庭台に停まります。乗る人はほとんどいません。発車すると再びトンネルです。こちらはすぐに走り抜け、丘陵地をしばし走ると学研北生駒駅に到着です。拾う乗客はここでもわずか。いくつかトンネルを抜けて終点の奈良登美ケ丘駅には6時49分の到着でした。
改札を出て駅の北側へ行ってみます。駅前には続々と自家用車が乗りつけ、車から生徒が降りてきます。土曜日とはいえ学校があるのでしょう。
駅前の道から見下ろす位置に国道163号線が走り、あとわずか数キロ東へ行けば京都府に入ります。近鉄京都線の高の原駅と接続するのは難しくない距離ですが簡単に事を運べない事情もあるようです。
折り返しは7時1分のコスモスクエア行きで、来たのと同じ電車です。ただし座席がほどよく埋まるほどには乗客があり、通勤、通学列車の役割をしっかり果たしているのが分かります。駅を辿るに従って乗客が増え、往路は全く込み具合が違う通勤電車本来の車内風景となりました。
以下、近鉄生駒ケーブルに続く・・・
投稿者 うえの : 2006年11月18日 23:50
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