« 【京阪】時刻改正など | メイン | 【北海道】池北線が最期の運行 »

2006年04月16日

【三重】三岐鉄道北勢線が一部不通

三岐鉄道北勢線が脱線していたのですか。4月11日に洪水が発生して以降、東員と大泉の間でバス代行輸送となっているようです。
軽便鉄道ゆえ大きいニュースにならなかったのか、はたまたうつけ者のわしが記事を見逃していたのか。それはともかく、下津井電鉄のメリーベル号を引き取って走らせようとの試みの行方が不透明になりそうな事件となりました。営業用の軌道としてはかなり手を入れないとだめっぽい。素人ながらそう思います。高千穂鉄道のように廃線にならなかっただけ幸運とも言えますが。
以下、毎日新聞三重版の記事から抄録します。

三岐鉄道北勢線脱線:来月上旬の復旧目指す /三重


◇市民団体「専門家の橋りょう調査を」
東員町の三岐鉄道北勢線の電車脱線事故で、同社は14日、橋りょう復旧工事の工法の素案をまとめ、不通の東員—大泉駅間について、5月上旬の復旧を目指すことになった。橋りょう復旧工事に実績のある会社と協議し、電車の重量や水の流れに対して耐えることができる強度にする工法をまとめた。工期を2週間と見込み、今後、県などと調整後、工事を始める。(略)
一方、いなべ市の市民団体「北勢線とまち育みを考える会」(成田正人会長)は14日、桑名市役所で会見し、「電車のスピードアップを優先させ、安全面の対策がおろそかになったために事故が起きた」と指摘した。
(略)考える会は、三岐鉄道が04年7月、沿線市町で作る北勢線運営会議幹事会に提出した「下津井電鉄メリーベル号調査報告」のずさんさを指摘。現車両より約3トン重い18・5トンの電車「メリーベル号」を北勢線で走らせたと想定した調査結果で、脱線事故現場の橋の総合評価は「◎」だった(後略)。【沢木繁夫】
〔三重版〕
4月15日朝刊

■以前の記事
▼毎日新聞「三岐鉄道北勢線脱線:完全復旧に1カ月以上 一部区間で代行バス /三重」
東員町大木、三岐鉄道北勢線で11日夜起きた電車の脱線事故で、地域住民は、大きく傾いた橋脚や波打つように曲がった線路を目の当たりにし、「電車が落ちなくて良かった」と驚いていた。同社は12日、完全復旧には1カ月以上かかるとの見通しを発表した。(後略)

投稿者 うえの : 2006年04月16日 12:21

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://blog.odorokutamegoro.com/mt-tb.cgi/957_1961285187893

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)