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2005年11月02日
【京阪】マイナスイオンを発生する車両
京都新聞オンライン版の記事に面白い電車の話題が出ていました。京阪電鉄大津鉄道事業部がマイナスイオンを発生する車両の開発を進めているのだそうです。記事ではすでに試作車両が走っているとのことですが、はたしてどのような車なのでしょうか。記事から抄録してみます。
マイナスイオン車両 導入計画
京阪電鉄、森林浴と同じ効果
満員電車も癒やしの空間に−。京阪電鉄大津鉄道事業部は、心身にリラックス効果があるとされる「マイナスイオン」を発生する車両の開発を進めている。マイナスイオンの発生機能が付いた車や空気清浄機などは登場しているが、車両では世界で初めての試み。森林浴と同様の効果が期待できるといい、「女性車両や特急車両などから導入を始め、全国の鉄道にも広めたい」としている。
計画では、マイナスイオンを発生させる塗料を塗布したアルミ板を、電車の内壁や天井に使う。現在の特急車両のマイナスイオンは1cc当たり200−300個だが、この塗料を塗ると約1500個が発生し、噴水のある森林公園に居るのと同じ効果があるという。
同社は昨年9月、大阪市の鋼板メーカーと協力して開発に乗り出した。関東の私鉄にも協力を呼び掛け、今年3月から7両編成の「マイナスイオン車両」を実際に走らせて、アルミ板の耐久性などを確認する実験に取り組んでいる。
11月にも、車両メーカーに売り込むことにしており、大津鉄道事業部の岡秀敏技術課長は「車両という密閉された空間の中で、何とかリラックスしてもらえる方法はないか、と考えた。消臭効果もあるので、ラッシュ時の通勤通学がかなり快適になるのでは」と話している。
(後略)。
京阪電車は一番長い本線を端から端まで特急走って約50分。長過ぎるとも短すぎるともいえない時間ですが、同じ時間であるなら少しでも快適に過ごせる空間が良いですね。実用化されて運用に就く日を楽しみにしています。
投稿者 うえの : 2005年11月02日 18:18
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