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2007年03月17日

【18きっぷ】419系との再会

敦賀駅から普通電車に乗り換えてさらに先へ進みます。
電車は419系という、国鉄時代は寝台特急として使われていたものを改造した編成です。三段寝台を収める車体は屋根が高く、大柄な車体は重厚感にあふれています。その形状と白い車体色から俗に食パン電車と呼ばれています。
車内は旅客用寝台として設計されたため、立ち客が増える通勤・通学時間帯には向かない狭いしつらえになっています。立って乗るにはきつい車両ですがベッド兼用の座席は幅がおよそ1m強あり、ゆったり座って旅を楽しめます。中段の寝台を支持するための分厚く頑丈な座席は向かい合わせ4人がけのボックス席ですが広さには余裕があり、他の近郊電車みたいな窮屈さは感じません。ただ窓は水垢がこびりついて大変汚らしく、車窓が楽しめないのは残念で仕方ありません。次回乗ることがあれば洗浄用のたわしで擦ってやろうかと思うほど汚れています。
大きく重い電車はモーター音を唸らせ駅間距離が適度に離れている北陸本線を快走します。車齢はおそらく30年を超えているでしょう。細かい部分を見れば相応の経年劣化が見られますが乗り心地に関してはまだまだ行けそうな印象でした。
当初はこのまま福井まで乗って行くつもりでしたが、思うところがありまして手前の武生で下車することとなりました。
つづく・・・

投稿者 うえの : 2007年03月17日 18:59

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