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2006年01月13日

【九州】来年春をめどに喫煙席を廃止

13日付け読売新聞の記事から。

JR九州が喫煙席全廃へ、一部特急は喫煙ブース検討

JR九州は、2007年3月をめどに列車の喫煙席を全廃する方針を明らかにした。
健康志向の高まりに加え、車内での煙害を指摘する乗客の要望に応えることにした。JRグループではJR北海道に続き2社目になる。
普通列車と、乗車時間が約40分と比較的短い九州新幹線「つばめ」と特急「はやとの風」はすでに全席禁煙となっているが、大半の特急には最低1両の喫煙席が残っている。
ただ、小倉、大分と宮崎を結ぶ特急「にちりん」は乗車時間が比較的長いため、「ゆふいんの森」といった観光列車などと同様、デッキに喫煙ブースなどを設けるか検討している。
(2006年1月13日14時49分 読売新聞)

煙草を吸う人にとっては哀しいお知らせです。
九州旅客鉄道では来年の春をめどに喫煙席を全廃する方針だそうです。国鉄分割民営化後他社に先駆けて九州は特急列車のほとんどを禁煙車主体の編成にしてしまった会社です。分煙化が徹底されて10有余年の歴史があるため比較的容易にこうした方針は受け入れられそうに思います。しかしながら「全面的に」という規則は時に破られやすいものでもあります。列車は航空機のように厳しい規制の下に運転されていない面もあり禁煙車で喫煙する確信犯が出てくる可能性はあるでしょう。記事にあるように運転時間が長い列車と観光列車だけに喫煙所を設けるのではなく、どの列車にもこれまでの喫煙車の車端にでも喫煙空間を設けて逃げ道を作っておくと要らぬ摩擦も避けられるでしょう。民営化後に走り始めた783系(ハイパーサルーン)のように車の中央部に出入り口を設けて左右の客室で喫煙・禁煙と分けてしまうようなやり方など有効に思えます。
世の中は禁煙志向に流れているがゆえに企業としてそれなりに対応せねばならないのは分かりますが、願わくはやりすぎぬように・・・。逆に萌えキャラのハイパーレディ的接客嬢が旅のお供をして「お客様、お付けいたします」と煙草に火をつけてくれるようであれば、いや、それは妄想というものです。

投稿者 うえの : 2006年01月13日 22:39

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