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2006年01月29日

自殺大国?日本

ちょっと暗い話で申し訳ないですが・・・・。

夕方買い物へ行こうと自宅の1階(団地なので)に降りましたら
パトカーやら警察官やら沢山集まっていました。
「人が倒れている」との事、担架と寝袋のようなカバーが用意され、
それに載せて警察署のワゴン車で運ばれていきました。既に死亡
されていた様子。
どうやら飛降り自殺です。私の住んでいる団地(11階建て)では
何故か飛降り自殺が多く、私が入居してからでももうこれで5件目
になります。
本当に心より亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。


さて日本では年間約3万人もの人が自殺で命を落としています。
これは交通事故の3倍で厚生労働省の調査でも平成15年の死因
ランクで全体の25.5パーセント、20代、30代の死因順位では1位
となっています。また全世界からみても日本の自殺死亡率は結構
高いようです。

自殺の原因は「うつ病」など精神疾患もあると思いますが、本来
真面目過ぎる日本人の気質も原因があるのかも知れません。
今の日本の繁栄はこの「真面目さ」に支えられてきたのは
確かですが、その影に年間3万人の犠牲者がいるという事実も直
視しなければならないでしょう。

参考
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/
suicide04/index.html

投稿者 road88 : 2006年01月29日 21:04

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コメント

確かに日本は自殺が多い国のようです。
もちろん日本人特有の気質の生真面目さもあると思うし、日本は歴史的に切腹というものがあったので、
自ら死を選ぶ事は潔い事だという風潮は抜けないのかも知れません・・。
一方アメリカなどキリスト教の教えでは、昔から自殺はいけない事だという風潮との事、見習いたいものです。
予防策として、もっと会社の休みを増やすべきだ!って思うのは私だけでしょうか・・?
海外では2時間くらい昼休みがあったりしますよね。
日本もそんな風にのんびり?マイペースで質の高い仕事が出来ればストレスも溜まらないし良いのだと思いますが。

投稿者 コサクラ : 2006年01月30日 02:28

 連日お邪魔します。
 される側としての意見を。
 死を選ぶというのは逃避と考えがちですが、絶対に死のうという、相当な意志がない限り出来るものじゃないですよ。
 前に出てきて、震えながらその恐怖に耐える。並大抵の事じゃないです。ましてこっち向きに座るというのは男ではまず無理です。たいがいが、はい出してきて(もう腰が抜けているのね)、寝そべるか座り込む状態です、ぎゅっと目をツブって震えがこちらでも分かる位。それに引き換え、女性は肝が太いと言うか、直前に目が合ったり、その瞬間にニタッと笑うとか、という話はよく聞きます。
 さて、私も昨年ウツに近い状態になってた時、考えた事が有りましたが、さすがにその時を知っているだけに実行に移す意志はなかったです。その後の精神科通いはまだ続いていますが・・・。仕事環境は変わらんもんなあ。
 まあ、その瞬間を知った事で、救われたのかもしれません。震えていた名も知らぬ人に助けられたのかも。ある意味、感謝せねばいけないかもしれません。

投稿者 MO太 : 2006年01月30日 05:55

コサクラさま

確かに今の日本、そして日本人には「ゆとり」というのが忘れられてい
るような気がします。納期、コストを徹底的に削って無駄なものだけでな
く、「必要最小限のもの」までを削ってしまった
結果が欠陥マンション騒ぎだったり、昨年の福知山線の尼崎事故だった
りするような気がします。またゆとりの無い社会は人間関係もギクシャク
しがちですよね。
日本は本来、「四季があり緑が多く、海に囲まれた豊かな国」なのです
からもっとのんびり、大らかに構えたら良いのですけどね。
余談ですが西洋文明の源であるキリスト教、それが生まれたエルサレム
は砂漠とまでは行きませんが雨が少ない乾いた大地なのはテレビなど
でもご存知の通りです。


MO太さま
そういえば私も「うつ」が酷かった時はビール片手に屋上へ行こうか、
と考えたことはありました・・・・実行せずここでこうやってblogを書けている
訳ですが「怖い」と思えるうちはまだ大丈夫ですよね(苦笑)。
しかし「うつ」は決断力が回復してくる治り掛けの時が要注意で。その時
に「決行」してしまう方も多いそうです。
因みに「うつ」は日本人の2〜3割が経験する精神疾患だそうで、その
多さから「こころの風邪」とも言われていますね。

参考サイト
http://www.utu-net.com/

投稿者 たぐちひろき : 2006年01月30日 23:42

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