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2007年01月05日

【愛知】名古屋鉄道蒲郡線

新春は名鉄蒲郡線で始まりました。吉良吉田駅から蒲郡駅まで三河湾沿いに17.6kmを結ぶ路線です。
西尾駅10時45分発の蒲郡まで直通する2両編成のワンマンカーで出発です。姿を消しつつある国鉄の113系という近郊電車によく似た顔つきをしています。西尾線は軽便に見えて電車はなかなか軽快に走ります。田畑と温室を車窓に眺めるうちに程なく蒲郡線の起点となる吉良吉田駅に到着しました。駅がある吉良町は忠臣蔵の吉良上野介ゆかりの地で、吉良家菩提寺である華蔵寺は吉良吉田駅の少し手前にある西尾線上横須賀駅が近い。
2分ほど停車した後、左に曲がって蒲郡線に入ります。西尾線と比べてゆっくり走ります。幹線ではあまり聞けなくなった線路の継ぎ目を踏む音が心地よく響きます。それは子守唄のようにも聞こえ瞼がとろんとしてきます。
しばらく続いた田畑の風景が三河鳥羽を過ぎればがらりと変わり、右手に三河湾が広がります。太陽の光が海面に反射して眩しくしばし眠気を忘れます。とりわけ東幡豆のあたりは風光明媚です。蒲郡線沿線は温泉あり、海水浴場あり、潮干狩りも出来る。少し山手に向かえばこどもの国というキャンプも可能な娯楽施設があるなど風景以外にもあれこれ楽しめる路線といえましょう。
適度な速度と綺麗な海の景色を楽しむうちに路線はやがて高架となり左手に東海道本線が寄り添ってくると終着の蒲郡です。数ある名古屋鉄道の中でも、もう一度乗ってみたくなる路線でした。
以下、名鉄豊川線につづく・・・

投稿者 うえの : 2007年01月05日 19:00

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