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2006年11月18日

【和歌山】南海鋼索線

南海鋼索線、高野山ケーブルに乗り換えます。これまで写真でしか見たことがなかったケーブルカーです。実物を見て圧倒されました。幅が広くて長い。いや、長いというより「高い」と言うべきか。2両編成の車両はそれぞれが10mほどだから合わせて20mです。ふだん見かける電車と寸法上の長さはほとんど変わりません。しかしこの20mが横たわっているのではなく、立ち上がったその姿は圧巻です。車内は満席で立ち客があふれています。定員は260人なので、ちょっとした高さのビルが中で働く会社員らを乗せて移動するようなものです。その巨大さと比べるとさきほど乗った生駒ケーブルが可愛く見えます。先頭に立って前面を展望したければ階段を40段も50段も上がらないとたどり着けない。高野山は修行の霊場ゆえ文明の利器ですら利用するには苦行を要します。
息を切らせて乗り込むとほどなく発車しました。世界遺産に指定されたからでしょうか、独逸語を話す外国人観光客のグループが乗っています。登るにつれて眼下に広がる山の紅葉風景は他ではなかなか見ることが出来ない。美しさに感動してか外国人観光客のおばさんが嬉しそうにカメラに風景を収めています。
ケーブルカーは終点までのおよそ0.8kmを5分ほどかけて登ります。最急勾配は566パーミルをわずかに超え、高低差はおよそ330mあるとされます。景色も車両も勾配も、いずれもが大きいスケールです。
充実した5分の旅を終えて終着高野山駅に到着しました。こちらの駅舎は極楽橋駅とは対照的に寺院を模した立派な建造物です。駅前はバスが何台も待機して賑やかでみやげ物屋もあります。ここが高野山への本当の玄関口という意味なのでしょう。駅の二階には南海電車の歴史が残されています。時代を超えて残る待合室も一見の価値があります。訪問の際にはぜひ覗いてみてください。
南海りんかんバスに乗り換えて奥の院、金剛峰寺へと向かいます。あふれる乗客を運ぶためバスは臨時ダイヤで臨機応変に走っています。時刻表にはないバスの便が多く、フリー切符を持っている人にとってはかなり便利に乗れると思います。
紅葉はほぼ終わりかけとなった高野山内を参拝し、そのまま逆ルートで大阪まで帰ってその夜は少し早めの忘年会です。久しぶりに仲間で飲むビールはうまい。他愛ない話題で盛り上がり時間は瞬く間に過ぎていきます。仲間の一人ゆ爺(仮名)氏は確か昔は飲めなかったはずなのにいつしか酒豪となっている様子。慶賀の至りであります。
3dayチケットはあと2回分残っています。次に乗り残しているのは神戸電鉄や能勢電鉄の枝線、大阪と神戸の地下鉄など。どれにしようかと楽しみではありますが、正直なところ地下鉄にはあまり乗りたくないです。

(了)

(時系列順に上から読めるよう投稿時刻を修正いたしました)

投稿者 うえの : 2006年11月18日 23:35

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