« 【列車】特急「白鳥」 | メイン | 【地図】関西日帰りおでかけ道路地図 »
2005年12月01日
【京都】京都市電1829号
廃止されて長年の月日が流れた京都市電。線路はなくなりましたが、今でも路面電車として走っている車両もあれば、施設として有効利用されているものもあります。せっかく解体を免れて保存はされたものの、管理上の事情からうち捨てられて朽ちていく哀れな車両もある中で、比較的良好に使われている市電の車体をご紹介します。
この京都市電1800形が置かれているのは京都市伏見区の柴田屋敷町にある公園内です(近鉄伏見駅下車すぐ)。同町自治会の集会所として使われていて、内外ともに程度は良好です。
車体前後の様子。西向き正面(画像左)は行き先表示の部分が埋められています。ヘッドライトに挟まれて残っている板は「ワンマンカー」表示のためのもの。東向き正面(画像右)はかなり原型に近い状態と思われます。
横顔を一枚(画像左)。車体側面に残る市交通局の紋章と車体番号(画像右)。綺麗にペンキが塗られています。
台車(画像左)の状態もなかなかのものです。車内には入れないため窓越しにコントローラー部分を撮りました(画像右)。木の内装がどこか温かみを感じさせます。
車体を俯瞰で見てみます。集電用のビューゲルは撤去されています。ヘッドライトの片目が外れてしまっているのが可哀想です。割れてはいないので修理は比較的容易と思われます。
■参考サイト
▼京都市電の廃線跡を探る
投稿者 うえの : 2005年12月01日 12:59
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
https://blog.odorokutamegoro.com/mt-tb.cgi/644_2032902542461