2005年10月15日
今日の来店客 、レジにて
年齢は70歳程の男性。311円のお買い上げ、千円札を出されたので
「689円のお返しになります・・・」とお釣りを返金しようとしたら、突然
「689円とはどういう事や!」と怒り出しました。またバナナを買われたの
ですが「わしこんなぎょうさん(沢山)買うてへんで!」「バナナ要らんわ!」
と文句を言い始め、混雑したレジの周辺は一瞬、時間が停止たような
雰囲気になりました。
取りあえずバナナは返品扱い。「689円は釣銭ですよ」と説明したら「ああ・・・」
と言って立ち去って行き、後で聞いたらその直後、再び隣のレジでバナナ
を買われたそうです。
よく来られるお客さんなんですがこんな事は初めて。「ひょっとしたらあの
お客さん、老人性認知症が出始めたのかも知れませんね・・・」と店長と
話していたのですが下町にあるわが店、年寄りも多く、また高齢化社会
を迎えるこれからは日本各地でこんな出来事が起こるかも知れません。
ふと、「自分と、そして自分の親の老後」を考えさせられた、今日の出来事
でした。
投稿者 road88 : 2005年10月15日 00:00