帯広へ 3
やっと雨が上がっていた。今朝も夫が起きる前に窓からの風景を書くが、昨日のように目の前が湖とか、何もない。
隣にホテルと、木々。まぁ、練習だ。
朝風呂。昨夜とは入れ替わっている。昨日の方が広かったかな。コーヒーもいただく。
朝食は付いているので、レストランのバイキング。昨日は煮物で失敗。しかし、煮物や煮豆を選ばないと何が有る。
ほうれん草のお浸し、アスパラのお浸し、マッシュポテト、豆腐、納豆。昨日の味を思い出して生卵。
考えて見たら、生卵を置いてあるのが少なくなっている。温泉卵や卵に料理。生卵はいろいろ問題が有るのだろう。
さすが北海道って言うか、みそ汁にもとろ昆布が入っていた。
しかし、昨日の方が美味しかった。ご飯の堅さが昨日の方が生卵に合っていたようだ。
昨日と同じように、夫がパッキングをしている間に色つけ。夫がのぞいて、それはどこ。と言うので、あそこ。と言うと「角度が違うね」のひとこと。そりゃ、そうかもしれないけど…
ここは一泊朝食付きでひとり9150円。
そして、今日は天気が回復するようだから、富良野まで走りたいという。あそこまで行けばホワイトアスパラにも出会えるだろうという。130キロだよ。何時間かかるのだろう。
私はなんか疲れている。ドライブだって乗っているだけでも疲れるんだよなぁ。
きっと、富良野って事は、やっぱり美瑛の純平で食べたいんだろうなぁ。
わかった、私は後ろの席で寝てるから。
9時30分出発。雲も切れてきて、やっと北海道らしい景色に出会う。
幾寅駅。おー、懐かしい。この前行ったのはいつだっけ。寄ろう、寄ってみよう。
少し駅前が変わっている。駅の周辺もこんなに家があったかな。この前は無かった車輛が展示してある。でも、この前っていつなんだ。このぽっぽやの映画のロケは99年とある。そんな前だったかぁ。その後には違いないのだが…。
幌舞駅も無人化になったらしい。前は入れなかったところが、映画の展示場になっている。映画では住居が有ったところだ。
もう、あの映画が公開されてから6年も過ぎたのだ。
帰ってきてから調べたら、2000年の訪問だった。ついこの前の様な感じがしていたが、時間は過ぎるのだ。
丁度、列車が入って来て、夫は大喜び。
純平には13時40分着。途中、何度かスーパなど寄り道をしたが、3時間はかかっている。
この店でも、K先生と同席。またまた夫は連絡をしたらしい。私は3日連ちゃんなので、話すこともないので、お相手は夫にゆだね、旅日記を付けたり、マンガを読んだり。
この店も沢山のメニュー。その上、メニューが増えたらしい。マニアの二人は長い間検討していた。
私は、ちょっと悩んで、エビカツ、チキンカツ、カレーコロッケのセットで定食、コーヒー付き。1160円?だったかなぁ。
3時近くに店をでて、新栄の丘。美瑛のドライブは久しぶり。10年前と比べると、周辺の木々が成長している。
バスの駐車場が出来て、観光バスがどんどん入ってくる。
ファーム富田。ここも久しぶり。なぜか、今日もソフトクリームを食べるのだという。
今までは私が食べたくて、食べる。夫は一個が食べきれずに、もう飽きた。なんて言うのに、どういう風の吹き回しか。私が食べられないことを知ってながら食べる、この意味は。
今回も、私にも一口、て言うのを期待していたらしいが、私はバニラが基本。ラベンダー味なんて邪道よ。と食べない。
ポプラの綿毛が雪のように待っている。去年のフランスを思い出してしまった。
ここは来月もきっと来るだろう。このラベンダーがどこまで咲くかなぁ。
帰りも同じ道を通って、帯広へ。旭川空港の方が全然近いのにね。
執念のホワイトアスパラをAコープふらのでついに見つけた。時間も迫って来たので、ここで無ければ、あきらめようね。と言う所だった。
道の駅にもなかったのだ。ついに見つけた。そしてひと束298円と3分の1程の金額にびっくり。
グリーンも規格外なのか98円で売っていた。何という安さだ。
境は狩勝峠だろうか。確かに作るのに手間暇かかるので作る農家が少ないとは聞いていたけど、北海道のどこにでも有ると思っていた。
19時レンタカーを返車して空港へ。多少の土産物を買ってから搭乗。
バースデーチケットの半券には500円券が付いている。二人で2000円になるから、お得な感じ。でも、JALショップでしか使えないけど…
今日はドライブだけ。乗っては移動して食べての日。後ろの席でゴロゴロしていても疲れた。
飛行機に8時間乗って、機内食食べて。ハワイかな。って時間でしょうか。
無事の帯広に着いて、約束も全て果たせて、無事に帰宅できた事に感謝。
鮮度が命だというので、帰ってきてから茹でたアスパラ。塩ゆでだけだが、旨かった。ゆで汁を使って翌日にはスープを作る。
旬の物、本当に一瞬しか出回らないという、ホワイトアスパラ。来月にはお目にかかる事が出来るのだろうか。