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2006年06月27日

やっぱり安来だ

 出雲空港の路面は濡れていたが、雨は止んでいる。風が強い。
さて、これからどうするか。

 切符 安来に行くには電車で400円。今行けば、後の時間は全て松江で過ごせる。
 途中で、駅まで来るのも面倒だし、もし、雨が降ればますます嫌になるだろう。今日は、風は有るけど、雨もないし、空は明るい。

 
時刻 時刻表を見ると、11時39分に電車がある。あと1時間。
まずは、駅前の観光協会でパンフゲット。食べ物、乗り物。いろいろ揃っている。

 やっぱり安来だ。まずは腹ごしらえ。と、おにぎり屋を探すがない。まだ、ここらにはおにぎりブームは来てないのかなぁ。

 駅弁をのぞくが、なんだか食べたいと思うものが無い。

 ロッカーに荷物を預けて、本格的に探す。スーパーにも行くが、おにぎりがない。

 仕方ないので、サンドイッチを買うことに。でも、本心は仕方ないと思って無いかもしれない。久々のパン。ハレの日ハレの日。多少の糖分は許されて。って気持ち。

 ホームのベンチでランチ。食べ終わるまで、だれも来なかったのは凄いなぁ。

安来駅 安来までは20分ほど。天気は晴れ。ガイドブックには駅から歩いて10分。と書いて有ったが、駅前の観光案内へ入ってみる。


安来観光案内 どこへ行かれるのですか。「和鋼博物館へと思っているんですけど」「それでしたら、そのイエローバスで」「あっ、出ちゃいましたね」「歩いて行けますよね。」「ええ、10分ほどですが、歩かれますかぁ」と、あんたあそこまで歩くかいな。って顔で見られてしまった。が、道を詳しく案内してくれた。

和鋼博物館 ゆっくり歩いて、いろんな物を見ながら歩いて12分。
入場券を券売機で買う。300円。受付は無いのでそのまま入る。

 あじさい
 余りに強烈な色のあじさいなのでパチリ

 中に入ってもだれもいない。玉鋼のビデオを何度も見たり、模型もみて、日立製作所も見て、日本刀の特別展示を見ても、だれも入って来なかった。

 入り口のショップで、包丁や砥石を見ていたら、やっと数名の団体さんがやって来た。
 
 中から見ても外の気温は上がった様に見える。暑そうだ。

安来の町1 安来の町2

 来た道と違う方向から駅へ帰る。町を見学しながら歩いていく。古い家が並んでいる。黒い瓦に格子戸。心和む風景。
ふと、時計を見る。ありゃぁ、13時55分の電車には乗れないかなぁ。

 ギリギリか。急いでいけば乗れないこともない。でも、この町ももっと見たいし。と駅に着いたのは14時。次の電車は14時47分。

 よーし、絵を描こう。と駅前の公園に行く。

公園からの風景
 しばし、描いていると、散歩途中のおばあちゃんが寄って来て。

 散歩の途中で毎日ここでひと休みしていくのだという。天気の話しとか、絵の話し、どこから来たの、どこに泊まるの。近くにも温泉が有るよ。と世間話。

 博物館まで歩いた。と言うと、驚かれた。15分ぐらい何でも無いですよ。と言うと、都会の人の方が歩くんだね。と。

 話の途中だったが、タイムアップ。この47分に乗れないと次は1時間半後。

 慌てて片づけて駅に戻る。

 松江駅からホテルまではバスで5,6分と有るが、さっきの観光案内で松江大橋までは徒歩10分だという。今日のお宿の松江シティホテルは大橋からすぐだという。

城下町を見ながら歩くこととする。
 町屋造りの家が並んでいる。こういう風景って心が癒される。安来も松江もいいなぁ。

 程なく、松江大橋。シティホテルはすぐそばのはずだが見つからない。

ホテル入り口 別館にはフロントが無く、本館でチェックインと有るが、看板は見つかったけど、どこが入り口?と歩いていくと、川に出てしまう。

舟乗り場 ここがカラコロ広場か。おっ舟乗り場。近いんだぁ。

と、右へ右へと廻って、振り出しに戻るが…

 別館より本館の方が手前に有ったのだ。先の古めかしい薬屋に目を引かれているうちに、通り越していたのだ。

 よくよく見ると、確かに入り口と書いてあるが、そこにはビルはない。気付かないはずだ。
 駐車場の様な通路を通り越した先にフロント。

 別館にはフロントが無いので、チェックアウトするまで、キーはお持ちくださいという。

 別館は一軒店を挟んだ隣だが、入り口に看板が無ければ、そこがホテルとは思えない。

ホテル エレベーターを昇る。禁煙フロア。セミダブルのベッドにカウンター型のテーブル。空っぽの冷蔵庫。そして、テレビにズボンプレッサー。やっぱり、ビジネスマンが多いのかなぁ。

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