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2006年06月13日

なぜか絵心が目覚めて

 3年ほど前から、絵が描きたくなった。中学の美術の時間に運動靴を描く課題。出来上がった絵を見て、自ら封印をしたのだが、絵を見るのも好きだし、美術館のもよく行く。

  私にも描けたらいいな。とは思いつつ、無理、無理。
でも、旅先でチョコチョコって描けたらいいな。旅手帳にメモ的に絵が描けたらいいな。

いたずら書きは出来ても写実は出来ぬ。と思っていたら、こんな本に出会い。

 文字にも自分だけが読める文字と人に見せる文字が有って、全然違う。

 絵だって同じ。そうか、そう言うことか。似せて描こう。とは思わずにとりあえずは、自分が楽しめれば良いんだ。と気付いて3年。

 描いては見た物の、自分でも目をそらしたくなる代物。幼稚園の子の方がもっと上手に描けるだろうに。


 そんな事をしたのが3年前。描きたい気持ちも忘れていた。それが、またまた同じ著者の絵が描きたくてたまらない!って本に春に出会った。

 何かの縁かも。と読んでから、スケッチ帳を買う。

 すると本屋のNHKテキスト売り場で「日帰りで楽しむ風景スケッチ」を見つける。
 縁だ、縁だ。私の絵が描きたいって思いだ。

と、言うことで小学生の気分になって、ヘタだって良いじゃないか、絵を描くことを楽しもうよ。
 描けないなんて、思わずに描けば良いんだよ。


 熱しやすい自分の性格はよくわかっている。
描きもしないのに大小のスケッチブックを買い集めたり、絵の具もあれもこれもとするに違いない。
 挙げ句に、やっぱり上手くかけない。と止めるに決まってる。

 絵の具はあきらめて、前にもらった水彩色鉛筆を使って、スケッチブックだって、安いのを買いなさいね。と心の声が言う。

 そうだよね、そうだね。と自分の声に答えながらも、何も出来ないから、とりあえずは自分の撮った写真を写し取って、描いてみよう。とトレーシングペーパーとチャコペーパーを買って来る。

 うふふ、楽しいじゃない、絵を描くって。

 まだまだ、小学生の絵には違いないけど、楽しい。
しかし、外で写生するには、恥ずかしいし、場所がわからない。公園の隅で隠れて描く私である。

 習いに行くにも恥ずかしい。かっこよく言えば独学で3ヶ月が過ぎた。

 上手下手は考えまい。好きこそ物の上手なれ。

 旅に出掛けたときに、ひょいと描く自分の姿を想像しながら、描いている。
キャー、格好いい。

なんて、完全な想像かなぁ。

やっぱり、絵の具が欲しいと思うこの頃である。

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